大阪の30代女性から他院タトゥー分割切除途中の除去治療について
相談がありました。
【Q】
若い頃に足首の上あたりにタトゥーを入れました。
日本ではタトゥーに対する差別が強く
毎日タトゥーを隠して暮らしていて
正直とても疲れました・・
タトゥーをどうしても取りたくて、
タトゥー除去についてネット検索して、
いい意味で目立っていた近くの有名クリニックを
スムーズに探し当てることができました。
そのクリニックで3回分割切除手術を受けましたが、
まだ半分ほどタトゥーが残っている状態です。
「レーザーだとお金も時間も無尽蔵のようにかかる
あまり大きくないタトゥーなので
3回くらいの分割切除で治療は終了する」
と最初の説明では言われました。
ところが3回目の切除が終わって、
それから半年後に再診を受けたところ、
「皮膚がいっぱいいっぱいなので、
今後はレーザーで徐々に薄くしていきましょう。」
と、最初の説明と180度違うことを提案されました。
いくらなんでも行き当たりばったりすぎないか・・
いい加減すぎる・・
こんなの本当に医療と言えるんだろうか。
と憤りを感じましたが、
他に選択肢がないようでしたので、
言われるがままにレーザーを2回受けました。
でも、なんとなく薄くなった程度で・・
消えた感じはしませんでした。
話によるとレーザーは、
初回は一番効果があるようですが、
次第に横ばいになっていくとのこと・・
このままでは確実に墨が残ってしまう・・
と絶望的な気持ちになりました。
その後、一刻も早く完全除去したいと思い、
再びネット検索三昧の日々になりました。
そうしているうちに、
自然と六本木境クリニックのブログを見つけて
読みはじめるようになりました。
偶然、夕方のテレビのニュース番組に
境先生が出ているのを見て、
六本木境クリニックのタトゥー除去手術後の写真が
キレイなことに驚いてメールしました。
私のタトゥーは除去可能でしょうか?
削皮+レーザー手術ですと何回治療が必要ですか?
通院の回数とおおよその金額も知りたいです。
前のクリニックで散々治療費を支払ったので費用も心配です。
自宅から東京までは遠いため、
まずは写真での判定をお願いします。
【A】
ずっと前の話ですが、
足首の上の小さなタトゥーを切除して、
3週間後に抜糸したら、傷口が開いてしまい・・
お互いに大変な思いをしました。
ちなみにその方は、
サザエさん一家のサザエさんのように
自分のお母さんと一緒に住んでいる主婦でしたので、
まるで入院しているかのように上げ膳据え膳・・
3週間家事もせず、ガッツリ安静にしていたにも関わらず
そのような結果になりました・・
足や足首・下腿などは、
日常生活でもよく動かす部位ですし、
体重がかかって、うっ血する部位でもあります。
ですから、タトゥー・刺青切除手術では
圧倒的にハードルが高い部位とされています。
足の刺青・タトゥー切除を気軽にすすめる医師は
「手術経験が少ないのでは?」
と疑ってかかった方が良いでしょう。
お写真を拝見しましたが、
わたくしもこれ以上の切除は不可能だと思います。
かと言って・・レーザー単独治療ですと
どのような最新レーザーを使っても、
10年かけても、多少薄くなる程度でしょう。
いや・・それどころか、
盛り上がって凸凹してまだらになって
痒くなるだけかもしれません。
わたくしは削皮・剥削して追加レーザーを当てるのが
一番良い方法だと思います。
治療が完了するまでの期間も
植皮(皮膚移植)を除けば、削皮+レーザーが
ダントツに一番早いと思います。
手術は1回です。
1泊でお越しいただいて翌日再診があります。
その後、自宅で2週間安静・ご自身で処置をしていただき、
あとは3か月おきに追加レーザーで2~4回お越しいただき、
1年半くらいで間違いなくそこそこの結果まで行くと思います。
料金は総額70万円~80万円くらいです。
ちなみにタトゥー・刺青除去の世界では、
削皮の対抗馬のように言われている皮膚移植(植皮)は
確かに大きな刺青やタトゥーにも対応可能ですが、
傷あとがキレイではないですし、
ほとんどの場合、入院した方が良い手術です。
また、わたくしの個人的意見ですが、
植皮は植えるための皮膚を取ることで
タトゥーや刺青以外の部位にもキズがついてしまいます。
ですから、タトゥーや刺青の除去治療では
行わない方が良いと思います。
赤坂のANAインターコンチネンタルホテルの
ロビーに巨大クリスマスツリー出現。
ド迫力ですね