およそ15年前、やけどの手術を始めました。
ほとんど同時期に刺青・タトゥー除去治療も始めました。
そのころから人の体のどの部分でも
顏や頭~足の裏まで毎日のように削ってきました。
現在は刺青・タトゥーの削皮で
毎日100分の1mmに悩みながら削っています。
刺青・タトゥー除去治療の
削皮(皮膚剥削術・アブレーション)という治療は
非常に難しく、安全域がミクロ単位です。
指先のわずかな感覚が大切で、
結果の優劣は、削るわずかな深さの差によって
天国と地獄というほど激しく違ってきます。
わたくしはやけどの専門医で、手術経験もたくさんあるのですが
刺青・タトゥーの削皮は墨の深さも色も入り方も様々で、すごく難しくて大変です。
毎日全力で頑張っています。
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