東京郊外の40代男性が眉下切開カウンセリングに来られました。
ひたいのしわが気になって
「しわにはやっぱりボトックスかな?」
と、某クリニックを受診したところ、
「ひたいのしわはまぶたのたるみが原因です。
ですから、眉下切開がお勧めです。
また、眉毛を上げるクセが強いので、
眉下切開の後にひたいにボトックスを打つと効果的です。
ボトックスを打つと、ひたいが動かなくなるので、
キズの安静が保てます。
傷あとがキレイに仕上がりますよ。」
と言われたそうです。
<境>
「最近、そのような話はよく聞くので、
眉下切開・眉下リフトの後、キズの安静を保つためと言って
ボトックスを打っている
医師が多いのかもしれませんね。
でも・・それはないです。
眉下切開・眉下リフトを受けるとボトックスはいらないくらいです。
もしかしたら、眉下切開の傷あとに自信がないので・・
ボトックスを併用したりして、
いろいろ手を尽くしているのかもしれません。」
基本的に眉下切開ではただ単に
手術手技だけで大きな差が出ると思います。
<患者さん>
「クリニックによっては、
溶ける糸で眉下切開の中縫いをするようですが、
六本木境クリニックは溶けない糸ですよね?」
<境>
「眉下切開では、糸が溶ける・溶けない
ということよりも、実際にキズがキレイかどうか、
傷あとがキレイかどうかということが大切です。
わたくしの経験上、
溶ける糸で眉下切開の中縫い・下縫いを行った方が
溶けない糸と比較すると
必ず傷あとが汚くなります。
ですから、わたくしは溶けない糸を使用しています。
ご自身で鏡を見た時には、
視線はお顔の中心部近くに行きますので
目の下あたりに行きます。
しかし、他人と目を合わせたときには、
相手の目線は目の上、つまり眉毛の下あたりに行きます。
眉下切開の傷あとが目立つと
他人と目を合わせられなくなります。
眉下切開の傷あとは、遠目に見ても、
光が反射して白くテカテカ光っていたり、
盛り上がりや段差に見えたり・・・
非常に目立ってしまうケースが多いです。
化粧で隠すこともできませんから大変です。
東京都内 30代女性 眉下切開カウンセリング
<患者さん>
他のクリニックに相談したら、
眉下切開なんてとんでもない・・
挙筋が弱っているので、
挙筋で上げないと効果がないと言われました。
でも、二重になってしまうし、
別人顔や整形顔になる場合もあると聞きます。
わたくしの場合は眉下切開だけでは無理ですか?
<境>
「手術説明では“やってみないと分からない”
と言う逃げ口上が蔓延しています。
でも、わたくしが拝見したところによると、
眉下切開だけで100%大丈夫だと思います。
このくらいの挙筋機能(まぶたの筋肉の力)で、
“眉下切開単独手術で何とかなる”
と判断できないのであれば、
眉下切開の経験が少ない医者なのか・・
必要ない手術をどんどんすすめてしまっているのか・・
便乗商法の臭いすら感じます。
二重ラインで皮膚を切り取ると、
わざとらしい整形顔になる場合が多いですが、
幅を狭く、控えめに皮膚切除すれば、
そうでもない場合もあります。
しかし、少なくとも・・
ある意味100%別人の顔にはなります。
挙筋が少し弱い人であっても、
眉下切開だけでまぶたが開きやすくなるようです。
どうもまぶたが軽くなるので
物理的に挙筋が楽になって、
まぶたが開きやすくなるみたいです。