眉下切開で失敗しないコツ4

眉下切開を年間200例くらいやっていると、他院眉下切開修正相談や、他のクリニックでカウンセリングを受けたあとのかたもたくさん来てくださいます。

他院で眉下切開の手術やカウンセリングを受けたことがあるかたの中には驚きの体験をされたかたもいらっしゃいます。その中でも要注意なことを取り上げながら、眉下切開で失敗しないコツを何回かに分けて考えてみたいと思います。

  • 術後写真画像のピントがずれている
  • 術後写真画像が術前よりもずっと明るい
  • 眉下切開術後写真のほうが厚化粧
  • 平気で傷跡やキズが目立っている術後写真画像を出している
  • カウンセリングで執刀医本人が詳しく話してくれない
  • スタッフが眉下切開を受けていない

前回は主に眉下切開の手術方法について述べましたが

今回はホームページ・ブログなどネット情報とカウンセリングを中心に考えたいと思います。

術後写真画像のピントがずれている

ピントがずれている写真や見えにくい画像をわざわざ使用しているところは、本当は眉下切開の傷跡が目立っていたり、ひきつれているのを隠しているのだと思われます。

そういう事情でもなければ、わざわざホームページやブログなどにピントがずれたような写真や画像を掲載する必要はないですよね。

ネット上の写真・画像は何かの意図があってわざわざ掲載していると考えてほぼ間違いありません。そのようなクリニックで眉下切開を受けること自体が失敗です。

術後写真画像が術前よりもずっと明るい

術前写真よりも術後写真のほうが明るかったり、厚化粧であったりなどといったケースも眉下切開の傷跡が目立っているのを隠していると考えてほぼ間違いないでしょう。

眉下切開の傷跡が汚いなどの不具合を隠すため、厚化粧をしてライトを当てたり明るい部屋で撮影したり、なおかつフラッシュをたいて、術後写真を撮ります。そして、念入りに画像処理した写真を術後写真として見せるわけです。

でも、勘のいいかただけじゃなくて、普通の理解力があるかたでしたら、術後写真のほうが明るいなんて、何か重大なことをごまかしているに違いないって分かりますよね。

少数の理解力が特に悪い人をねらった詐欺まがいの方法ですよね。

眉下切開術後写真のほうが厚化粧

美容整形やアンチエイジング治療後、良い結果であれば、術前よりもかならず化粧がうすくなります。その証拠に、六本木境クリニックの眉下切開やスプリングスレッドを受けた後の人は化粧をしなくなった、薄化粧になったという人がほとんどです。

手術後のほうが厚化粧になるなんて・・素顔・スッピンがキレイになっていない、アンチエイジング効果がないわけですから・・何のために手術を受けたのか全く分かりません。

それだけじゃなく、眉下切開の術後写真での厚化粧の場合、みにくい目立つ傷跡を隠すために厚化粧になっているケースがほとんどでしょう。

平気で傷跡やキズが目立っている術後写真画像を出している

もっと深刻なのは、傷跡やキズが目立っている術後写真・画像を平気で当然のように出しているケースです。そのような結果をはずかしいとも思わないということは、レベルが推して知るべしですよね。

平気でそのような写真や画像を使っているクリニックは、その写真・画像がそのクリニックの眉下切開では良い結果だということです。

平気でキズや傷跡が目立っている写真・画像を出しているクリニックで手術を受けると、それらのキズ・傷跡よりもはるかに目立つ傷跡になります。

場合によっては肥厚性瘢痕といって赤く盛り上がったかゆみが強いミミズバレのような傷跡になるかもしれません。

眉下切開ではキズや傷跡が汚いと悲惨ではなくて、キレイでないと悲惨ですし、誰しも自分の身に降りかかったことについては、他人に起こったことの数十倍にも感じます。

眉下切開ではモニター症例のキズや傷跡の画像を見て許容範囲ギリギリのようなところで受けると、間違いなく眉下切開を失敗されたと思うことになるでしょう。

眉下切開では見せられたキズや傷跡の画像で感動を覚えるようなところでも、実際に自分が眉下切開を受けてみるとギリギリ許容範囲であることすらありますから・・

 

都内美容外科クリニックの形成外科専門医の眉下切開、これくらいの浅い溝状の傷跡でも六本木境クリニックに修正に来られました。他の部位ではゆるされるような傷跡でも眉下切開ではゆるされない。
眉下切開修正後、これくらい細かく丁寧に縫わなければ、前医の眉下切開の傷跡が目立っていない場合にはお叱りを受けてしまいます。

カウンセリングで執刀医本人が詳しく話してくれない

眉下切開のカウンセリングに行ったところ、執刀医が詳しく話してくれなくて、美容カウンセラーのような人のほうが長く話すような医療機関は要注意です。

そのような場合、執刀医は時間がないのではなくて、自信がないのです。

人様のお顔にわざわざキズを付けるのが美容医療です。病気やケガをあつかう一般保険診療と違って、本来・・受けなくていい・やらなくていい医療です。

そのようなやらないことが前提の医療の場合、病気やケガを扱う一般保険診療よりも説明がずっと大切です。だって、もともとやらなくてもいいのですから、やる場合にはハッキリした理由と大きなメリットが必要です。

その一番大切な説明を、実際に手を下す執刀医が自分で行わない理由は自信がないということ以外には考えられません。

表情や言葉に現れそうなくらい自信がないから、カセットテープ替わりに、よく洗脳された素人に淡々と話させている・・それ以外の理由は全く見つかりません。

執刀医が自信がないときは、美容カウンセラーのような洗脳された素人にたくさん話させなさいと美容外科クリニックのマニュアルにも本当に書いてあります。

スタッフが眉下切開を受けていない

眉下切開のカウンセリングに行ったら、そこのクリニックに眉下切開を受けたスタッフがいなかったというのは、言語道断です。

本日、出勤していませんというのも全くダメです。

 

そのクリニックの得意施術が眉下切開であったとしたら、近くで見ているスタッフ全員が受けたくならない施術はレベルが低い証拠です。

 

それどころか、横で見ていていつも失敗しているような出来栄えなのでスタッフが眉下切開を受けることができなかったり・・

案外・・傷跡が汚かったり、ひきつれているのであえて見せないという落ちもあります。

 

ちなみに、六本木境クリニックでは一番若いスタッフ以外の全員が眉下切開を受けています。

 

眉下切開についてはこちら

https://www.problem-eyelid.net/

https://roppongi-sakai-clinic.com/guidance/eyelids/

https://roppongi-sakai-clinic.com/faq_mayushita/