スプリングスレッド・ストレート法の効果持続
わたくしが、
スプリングスレッドの施術で
ストレート法をおすすめしている
理由についてお話します。
エックス法のように
ループを作るような入れ方ですと
ループの部分がゆるみます。
また、筋膜固定法ですと
筋膜固定部がゆるみます。
それに対して、
ストレート法の場合は、
ほとんど全ての部位で
ほぼ均一な力と状態で固定されますし、
スプリングスレッドの糸自体が
全長にわたって伸び縮みしますので
ある意味・・ゆるむ部分がないとさえ言えます。
筋膜に固定する方法では
糸と皮膚の引っかかりよりも
筋膜固定の方が強力である
という思い込みが根底にあると言えます。
糸と皮膚との引っかかりが心配な場合、
どのような方法で入れたとしても・・
綱引きで片側が負けると抗張力が維持できないので
そもそも長持ちしません。
スプリングスレッド・ストレート法の感染
また、ストレート法の場合、
感染した時に、
感染した糸を1本抜けば、
比較的楽に感染コントロールができます。
また、スプリングスレッドの糸を
一度に入れる本数についてですが、
多くのクリニックでは、
4本や6本、8本のようです。
一方、六本木境クリニックの場合は、
ほとんどの方が12本入れています。
若い方でも10本くらい入れるのが普通です。
なぜ、多めに入れるのを
おすすめしているかと言いますと・・
スプリングスレッドのような
糸のリフトアップ施術の場合、
少ない本数で無理やり吊り上げるよりも
糸の1本1本にかかる力が分散されて
抗張力が長持ちするでしょうし、
多めの本数を用いて面で持ち上げる方が
ひきつれや凸凹が出にくいからです。
もし感染して1本抜いたとしても
左右差が出にくいですし・・
(そもそもたくさん入れた方が
感染の確率が上がるのでは?という
意見もありますが、それはその通りです)
スプリングスレッドは一度にたくさん入れる医師が上手い
また、たくさんの糸を入れている医師に
手術の精度は絶対にかなわない
という事実もあります。
野球の素振りのように
単純作業を繰り返すことが
手技の精度を上げる唯一の方法です。
こうしたことの積み重ねで
安全にひきつれさせないように凸凹させないように
糸を入れられるようになるわけです。
いつも多めの本数を入れている医師が
スプリングスレッドの施術が
上手い医師であることは
どうも間違いなさそうです。
たるみが改善されるとコラーゲンが増える
スプリングスレッドの糸を
お顔にたくさん入れることは
肌質の改善にも良いようです。
世間では・・
コラーゲンが減るとたるむ、
コラーゲンが増えると
たるみが解消される・・
かのような・・
因果関係をあいまいにした
不思議な意見が蔓延していますが、
これは商売のために、
作られた意見のようです。
相関関係がありそうなものを
無理やりこじつけて
まるで因果関係があるかのように
繰り返し繰り返し言い続ける・・
ウソも100回言うと
本当だと錯覚されますよね・・
そのような方式のようです。
実際は・・
どう考えても・・
因果関係が逆ですよね。
コラーゲンが減るから
たるむのではなく・・
たるむからコラーゲンが減るわけです。
では、コラーゲンが増えると
たるみが改善されるかというと・・
これまた因果関係が逆ですよね。
たるみが改善されると
コラーゲンが増えていくように思います。
宇宙飛行士が無重力で生活すると
骨が弱るように・・
お顔の支持組織がたるむと
お肌の張力が弱くなって、
コラーゲンが減って
しわしわになっていく・・
ですから、
加齢によってたるんだ支持組織に替わるものを
入れてあげるのが効果的で、
皮膚が引っ張られると
コラーゲンが増えて
お肌も若返るように思います。
実際、スプリングスレッドを受けたら
肌がツルツルになって若返った。
薄化粧になった。
という話はとても多く、
いつもビックリしています。
スプリングスレッドについてはこちら
https://www.teachings-facelift.com/
https://roppongi-sakai-clinic.com/guidance/slack/spring/