激やせ後のたるみ相談・皮膚を切らないと無理?
20kgも激やせしたら老けてしまいました。顔の皮膚がたるんで、ほうれい線やマリオネットラインが目立つようになってしまったんですけど、糸のリフトで何とかなりますか?やはり、皮膚を切らないと無理ですよね。
激やせしてたるんだという相談は何もめずらしい話ではなくて、よくある代表的な相談の1つです。
わたくしは他の糸のリフトアップ施術では無理だと思いますが、スプリングスレッドではむしろ切るフェイスリフト手術よりも効果があると思います。
切るフェイスリフトで皮膚を切り取ったほうがいい?
体では余った皮膚を切り取っていますよね。お顔も同じように皮膚を切り取った方が良いのでしょうか?
例外的にへそや乳輪乳頭のような注意が必要なものもありますが、体では比較的たるみが気になるところをそのまま切り取ることが可能だと思います。
でも、お顔では顔面神経のような繊細で損傷すると極めて悲惨なものが走っていますので、いろいろな制約があります。
切るフェイスリフトで移動すると変に見えるもの
そして、もう1つ忘れてならないのは、目鼻口など少し移動すると異様な雰囲気になることがあるものがあります。
しかも、目・鼻・口は移動するととても変に見えたりするのに、とても移動しやすいです。まぶた・唇などは自由縁と言って宙に浮いています。
まぶたは目玉の上に浮いており、唇は歯列弓の上に浮いています。このように宙に浮いている部位では特に移動しやすく、近くを無造作に切り取って縫うと不自然な形態になりやすいと言えます。
実は鼻の下の方も歯列弓の上・宙に浮いています。鼻先(鼻尖)や小鼻(鼻翼)などが移動しやすいのはそのためです。
さらに、移動しやすい部位では左右差が出やすく、この左右差こそが、他人の目から見て異様に見えるものの代表です。
また、耳は左右同時に見えるものではないので、左右差こそあまり気になりませんが、耳も少し引っ張ると異様な雰囲気・異様な形態になることが多い部位です。
切るフェイスリフトで引っ張られて、耳たぶ(耳垂)がなくなっている人や耳が立っていて異様に大きく見える人がたくさんいるのはそのためです。
切るフェイスリフトが効果が乏しい理由
そして、お顔ではほうれい線やマリオネットラインなど気になる部位を直接切り取ることができません。キズや傷跡が目立つととても困るからです。
通常、お顔の気になる部位というのは正面です。自分で見ても他人から見ても最も気になる場所だからこそ、どのように丁寧に切って縫った目立たない傷跡ですら、目立っているように感じてしまいます。
でも、眉下切開で切り取るのはいいのか?ですって・・わたくしの眉下切開も丁寧に縫ってはいますが、眉毛の形を連想させるような傷跡にしたり、できるだけ毛の中に隠したりと言った細かい工夫をしなければ、傷跡が目立ってお叱りを受けることになります。
そのような事情があるため、フェイスリフトですと・・もみ上げ、生え際や耳の周り、側頭部を中心に皮膚を切って、そこからお顔のたるみを引っ張ることになります。
そのような距離感も切るフェイスリフト手術がほうれい線やマリオネットラインなどのお顔の正面に効果が少ない大きな理由です。
それじゃあ、靭帯や筋膜の操作がある何百万円もするフェイスリフト手術ってどうなんですか?って聞かれそうですよね。
それでも、一番効果がほしい部位から結構離れたところの操作になりますから、受けた人にとっては、あんなに高いお金を払って、あんなに血が出て腫れたのに、たったこれだけの効果なの?ってことになります。
スプリングスレッドは実際に効果が欲しい部位、ほうれい線やマリオネットラインに直接入れることができるのが強みです。
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