先日、形成外科の先生から眉下切開についてご質問がありました。

【Q】
私は形成外科医です。

眉下切開をおこなっているのですが、
いつもダウンタイムが結構長いように思います。

眉下切開でダウンタイムを短くするには、
何かコツがあるのでしょうか?
ちなみに、私は眉下切開のとき眼輪筋を少し切除して吊り上げています。
【A】
眉下切開で、眼輪筋を切除しなければ、
腫れも内出血も少ないと思います。

わたくしも以前は眉下切開で眼輪筋を切除していましたが、
今では眼輪筋を切除しなくても効果が十分出せますし
後戻りもないと考えています。

後戻りしたと感じる場合でも、
皮膚がたるんで伸びて眉下切開の効果が損なわれたのではなく、
眉下切開後、代償性に緊張していた前頭筋がゆるんで
肩こり頭痛が減るような良い現象に思えます。

眉下切開で眼輪筋をどうしても吊り上げたい時は
おそらく、プリケーションだけでもかなり効果があると思います。

まぶたは自由縁で非常に軽く、
重みで元に戻ったりしないので大丈夫です。

フェイスリフト手術でのSMAS操作と同列に論じられることもありますが、
頬や顔全体の重量はまぶたの重みの千倍万倍ですから、
全くおかしく感じます。
【Q】
眉下切開で眼輪筋切除せずにプリケーションすると膨隆しませんか?
【A】
大丈夫です。
睫毛側のほとんど筋膜だけを頭側の真皮に吊り上げて
いわゆる真皮縫合風に埋没縫合すると、
眼窩内にボリュームが吸収されるようです。

もちろん、眉下切開の時の減量を
全く否定しているわけではありませんが・・・

眉下切開の醍醐味は、脂肪や筋肉を減量しなくても
皮膚と皮下組織が強く引き伸ばされるため
減量したように見えるところだと思います。

実際、眉下切開で一切、脂肪や筋肉に手を加えなくても
「厚ぼったいまぶたがハーフっぽくすっきりした」
と言われることが多いように思います。

 

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生垣が白いなと思ったら

 

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白い花でした。