【Q】
スプリングスレッドについてお聞きします。

他院さんのスプリングスレッドでは、施術後に再びたるみが出てきた場合、
1センチほど切開すれば、再引き上げできるそうです。

境先生のところのスプリングスレッドでは再引き上げをやっていませんが、
何か理由がありますか?
【A】
わたくしも以前、他院がおこなっている
再引き上げできる糸の入れ方で
スプリングスレッドの施術をしたことがありましたが、

わたくしはこの方法に100%否定的です。

スプリングスレッドの再引き上げできる入れ方の場合、
片側全ての糸をまとめて一緒に引き上げますので
デコボコする部位ができたとき、収拾がつきません。

一方、わたくしがいつも行っているスプリングスレッド・ストレート法の場合、
1本ずつ、表面がなだらかになっているのを
確認しながら入れることができますので、
施術直後から仕上がきれいです。

また、スプリングスレッドの再引き上げできる方法の場合、
コメカミの部分がいつまでも痛く、
しかも、この部分で緩んでしまいます。

ストレート法の場合は、痛みが少なく、緩みにくいです。
糸自体がゆるむ部位がほとんどありません。

さらに、再引き上げできる方法の場合、
スプリングスレッドを入れた直後、
ひどくでこぼこになって、しかも効果が長持ちしません。

そして、いったん感染が起こると
片側全ての糸が一点で接触していますので
片側全ての糸を抜かないと感染が治まりません。

一方、ストレート法では、
1本の糸を抜けば感染が治まることが多い。

ちなみに、以前、ある患者さんがスレッドを入れて感染してしまい、
熱が止まらなくなってしまい、糸を全部抜くという
過去最高の迷惑をかけてしまったことがあるのですが、
そのときの施術が、この再引き上げできる方法でおこなっていました。

再引き上げできる方法は、
スプリングスレッドの良さを発揮できず、
悪いところばかりが際立つやり方と言えます。

以上が、わたくしが再引き上げできる方法を
絶対に行わない理由です。

たぶん、再引き上げできる方法をおこなっている医師は
スプリングスレッドを実際にはあまりしたことがないのだと思います。

 

DCIM0378
名古屋のホテルにあった柿の木。

なぜだか・・けっこう感動しました。