眉上~おでこに溶ける糸を入れて眉毛を持ち上げる
という施術が流行っているのでしょうか?

最近、同じような話を3人の方から聞きました。

まぶたのたるみについて有名クリニックで相談したところ
眉上~おでこに溶ける糸を入れる施術を勧められたそうです。

溶ける糸ですし、切ったりするよりは敷居が低く感じて、
すぐに受けたそうですが・・・
メチャクチャ内出血して、メチャクチャ痛くて、
しかも、効果は感じなかったそうです。

おでこは皮膚が薄いため骨が近く、
神経も多いので、独特な痛みがあります。

しかも、おでこの操作では、変な痛みやしびれ・かゆみが
非常に長期間続くことがあるようです。

また、眉上切開(眉上リフト)や前額リフトもお勧めできません。
これら2つは、まぶたのたるみを気にされている方が
受けるケースが多いようですが、
まぶたのたるみにはほとんど効果がありません。

眉下切開や二重ラインでの皮膚切除は、
まぶたそのものを手術しますが、
この2つの手術は、まぶたから遠い部位からの操作となります。
ですから、力が直接伝わらず、ほとんど効果がないのです。

切るフェイスリフトがお顔正面から遠いので効果がない
ということとそっくりな話です。

さらに、眉上リフト(眉上切開)には、
“傷跡がメチャクチャ目立つ”という欠点もあります。

下手におこなわれた眉下切開よりも目立ちます。
また、上手くおこなった眉下切開のずっと目立ちます。

わたくしが眉上リフトをおこなったことがないという理由で
反対しているのではありません。

顔面神経麻痺の方に対して眉上リフトを、
10例程度はおこなったことがあります。

眉上リフトは眉下切開とは違って美容には全く向かない手術です。
顔面神経麻痺で眉毛のひどい非対称の方以外に眉上リフトをおこなうと
必ず、叱られます。

また、前額リフトは傷跡が不自然で目立っていたり
頭がしびれたり、かゆくなってしまったり、
悲惨な結果に結構な確率で出会うことが多く、
良い手術ではないといえるでしょう。

また、額のボツリヌストキシン注射についてですが、
たしかに、額のしわの改善にはすごい効果的です。
しかし、まぶたは下がってしまいます。

半年くらいすると動きは戻るのですが、
当然ながら、しばらく筋肉を休めているので筋肉が弱くなって
たるみは完全には戻りません。

おでこのしわに対するわたくしがおすすめの治療は、
実は、眉下切開です。

 

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ほぼ満開。