先日、東京都内にお住まいの40代の女性が、スプリングスレッドの相談に来られました。以下はその時の会話です。
<患者さん>
スプリングスレッドを受けてみたくて、先日、他のクリニックに相談に行きました。
そのクリニックはホームページを見る限り、あたかもスプリングスレッド押しのようでしたが、実際に行ってみましたら、なんと・・・時代の流れでしょうか・・? 溶ける糸のリフトアップ施術(糸のフェイスリフト)をすすめられました。
「たるみが強く気になる人のほとんどが、最終的には切るフェイスリフトを受けるんですよ~。」
「いざ、切るフェイスリフトを受けるとなった時、スプリングスレッドが入っていたら、切るフェイスリフトがやりづらいんですよ。だから今は、溶ける糸のリフトアップ施術くらいにしておいたほうが無難ですよ~。」
と言われました。
本当でしょうか?
最終的には切るフェイスリフトを考えている場合は、スプリングスレッドのような溶けない糸ではなく、溶ける糸のリフトアップ施術を受けておいた方がいいのでしょうか?
溶ける糸のリフトアップ施術もどんどん進化していて、リフトアップ効果が長持ちするようになったのでしょうか?
<境>
スプリングスレッドが入っていると、切るフェイスリフトがやりづらいかどうかは、その施術をおこなう執刀医の考え方・とらえ方次第だと思いますが、わたくしでしたら、嫌です。やりづらいです。
スプリングスレッド後にフェイスリフトを受けたら、スプリングスレッドの糸が切れてしまい、そこから感染したという相談を受けたことがありますので・・でも、その時の切るフェイスリフトは効果がなかったそうです。
また、溶ける糸のリフトアップ施術の効果の持続期間は、一般的に考えられているよりも、ずっとずっと短いと言われています。
溶ける糸のリフトアップ施術もどんどんいいものが出ているのかもしれませんが、実感できる効果はまだまだ少ないし、効果の持続期間もとても短いようです。
また、現在では、スプリングスレッドのように理想的なリフトアップ効果を期待できる糸のリフトアップ施術があるため、昔のように「最終的には切るフェイスリフトを・・」と考える人は少なくなっているように思います。
他のクリニックで切るフェイスリフトを受けて、その後に六本木境クリニックでスプリングスレッドをお受けになった方のほとんどの方(本当は今まで全員)が、
「フェイスリフトよりもしっかりとしたリフトアップ効果を感じる。ほうれい線やマリオネットラインなど、顔の正面がとても改善された。何と・・効果の持続期間も切るフェイスリフトよりずっと長いように思う。」
とおっしゃっています。
切るフェイスリフト押しの先生は、「スプリングスレッドでは皮膚を切り取らないよね。じゃぁ、余った皮膚はどこに行くわけ?」と言うことがあるのですが、余った皮膚は頭に移動して吸収されるように思います。
切るフェイスリフトでも、側頭部が広範囲にハゲると困るため、側頭部に皮膚を余らせていますよね。
そのため、切るフェイスリフトを受けて、側頭部が極端に膨らんでしまった人がけっこう・・多いように思います・・
スプリングスレッド・ストレート法の場合は、側頭部全体に皮膚の余りをまんべんなく移動させて、吸収させるといったイメージです。
また、切るフェイスリフトを受けると、術後に耳の前などに大きな傷跡が残る傾向がありますし、耳が変形して縦横に伸ばされて、大きく目立つ耳になりがちです・・
切るフェイスリフトを受けた人が耳や耳の周りを隠すようにして生活しているという話はよく聞きます・・
また、切るフェイスリフトを受けると、側頭部の毛が薄くなって、側頭部が広範囲にハゲているように見えることもあります。
しかも、「思ったほど効果がなかった・・」と言う人が多いです・・
六本木境クリニックでは、切らない糸のリフトアップ施術「スプリングスレッド」をおすすめしています。
当院のスプリングスレッドを受けた方からは、効果はすごいのに、術後早期から美容師さんにもバレないと言われます。
スプリングスレッドについてはこちら
https://www.teachings-facelift.com/
https://roppongi-sakai-clinic.com/guidance/slack/spring/