刺青・タトゥー削皮・剥皮に不満な人

六本木境クリニックの刺青・タトゥー除去・削皮・剥皮に不満な人ってどんな人でしょうか？

身近な人が他院でレーザーや切除による刺青やタトゥーの除去を受けたという人や自分の他の部位をレーザーや切除で除去している人・他院で削皮や植皮を受けている人は間違いなく六本木境クリニックの削皮・剥皮の良さに感動されると思われます。

その一方で、「早く・無傷で・完全に・きれいに・消える・除去できる」のような・・最新のピコレーザーなどの宣伝を鵜呑みにしている人は不満に感じることが多いようです。

現実的には刺青・タトゥー除去治療の分野で多くの人が納得するような治療は皆無であることを忘れてはなりません。刺青・タトゥー除去治療の分野は治療を受けた人やご家族が採点した場合５０点がとれない世界なのです。

先日、横浜みなとみらいで開催された第２４回　形成外科手術手技学会という学会のスポンサードシンポジウムで講演させていただきました。

内容は刺青・タトゥー除去手術についてです。スポンサーはピコレーザーの会社２社でしたので、完全アウェーかな？って思っていたのですが・・和気あいあいとした雰囲気でした。

最新のピコレーザーによる刺青・タトゥー除去症例がとても多くて、いつも学会で講演されている先生が、初診の時にいつも「早く取れません。無傷では取れません。完全には取れません。」と説明していると、そのシンポジウムで言われていました。

そして、どうしてもピコレーザーによる除去だけだと長期戦になりそうなとき、横ばいに感じているときは削皮なども併用していますと言われていました。

長期戦になりそうと言っても、１０年１００回でもぜんぜん取れない可能性もわたくしは十分にあると思います。でも、本当に正直なかただな～って思いました。

刺青やタトゥーはどのように最新・高性能のピコレーザーでも、早く無傷で完全にきれいに除去できたりはしません。

刺青やタトゥーの除去治療は５０点が取れない世界ですから・・そのようなことを医師が受ける人に言うようになってしまうと、刺青やタトゥーの除去治療が医療ではなくて、コンプレックスビジネスと言ったあつかいになってしまうと思います。

今回のスポンサードシンポジウムでは、レーザー会社がスポンサーでしたので、わたくしも特に批判的な発言はしなかったし、ピコレーザーに詳しい先生方もバランスが取れた発言をしてくださったと思います。

でも、わたくしはいかに最新のピコレーザーがすぐれていたとしても、墨や傷跡が多くて盛り上がっているような刺青やタトゥーでは、たとえ１０年１００回治療を受けたとしても、受けた人が納得するくらいの結果にはならないケースのほうがはるかに多いように感じています。

それは、六本木境クリニックにはひどい結果の人ばかりが相談に来るからでしょ！といった意見が、どこからか聞こえてきそうですよね。

一方、六本木境クリニックの刺青・タトゥー削皮・剥皮は、ほとんどの人が２年くらいでかたがつくので、なかなか良い刺青・タトゥー除去治療であることは間違いありません。

でも、最新のピコレーザーのクリニックの「早く・無傷でキレイに除去できる」というような宣伝に押され続けて、六本木境クリニックの刺青削皮・剥皮はどんどん減っています。

下に挙げたのはレーザーによるタトゥー除去治療をあきらめて当院へ相談に来られたかたの画像です・・ちなみに、先日、海外から相談に来られた最新のピコレーザーによるタトゥー除去治療１３回後のかたは、もっと盛り上げって、もっと墨が残っていました。

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