刺青・タトゥー切除して面積を減らして削皮・剥皮

切除して、刺青の面積を減らしてから削皮・剥皮を行う?

東京郊外の30代女性から背中の大きなタトゥー除去相談がありました。
背中の大き目のタトゥーや刺青の除去を
他のクリニックに相談したところ、
一度切除して、面積を減らしてから
削皮・剥皮・剥削・アブレーションをおこなう
という方法を勧められたという話が増えています。
最近、このような話を本当によく聞きます。

刺青やタトゥーの削皮と剥皮・剥削・アブレーションは同じ

削皮と剥皮・剥削は当然同じ、削皮とアブレーションも実は同じ物です。
「皮膚剥削術」が正式名称であって、
医者がよく使う専門用語です。
その省略形が「削皮」「剥皮」「剥削」であって、
「アブレーション」は英語でしょう。

刺青やタトゥーの削皮・剥皮をアブレーションと言い換える意味

当然、アブレーションのような横文字は、
単にオシャレな印象を与えるという側面と
こわさ・エグさを覆い隠す、ごまかして敷居を下げる
という側面があると言えます。

刺青やタトゥーの削皮を剥皮・剥削と言い換える意味

また、刺青・タトゥー削皮を先行してたくさん行っていて
認知度が抜群のクリニックが既にあった場合、
後から刺青・タトゥー削皮を始めるクリニックが
アブレーションや剥皮・皮膚剥削術・剥削といった他の言葉を使って
あたかも削皮とは別の治療であるかのように見せる
ということは、ある意味、意義あることかもしれません。

切除して、刺青の面積を減らしてから削皮・剥皮を行うのはダメ!

もちろん、わたくしもいろいろな考え方や
治療法があって良いとは思いますが、
あえて100%断言できることがあります。
タトゥーや刺青を一度切除して、
面積を減らしてから削皮・剥皮・アブレーションを行う
というクリニックや医師は、実際には、
削皮・剥皮・アブレーションをあまりやったことがない、
または全くやったことがないと言えます。

刺青・タトゥー切除と削皮・剥皮とは相性が悪い!

なぜかというと、
「切除」と「削皮・剥皮・アブレーション」
この2つの手術は、互いに極めて相性が悪いからです。
削皮・剥皮とは、皮膚を削った後の組織の反応を利用して、
ばい菌から体を守ったり、キズを治したり、
墨を薄くしたりする方法です。
一方、切除というものは、組織の反応が強いと
中縫い・下縫いの糸が次から次へと出てきたり、
非常に長期間にわたって臭い汁が出続けてジクジクしたり、
汁が洋服に付いて茶色く変色したりするものです。
また、キズがはじけて出血したり、
赤黒く盛り上がって、
かゆいケロイド状になりやすかったり
傷跡の幅が急速に広がったりします。

昔は私も大きな刺青には削皮・剥皮、小さな刺青には切除だった!

わたくしも昔は大きな刺青には削皮(剥皮)、
小さな刺青には切除を行っていましたので、
自分の患者さんで同じ時期に2つの施術を受ける人が
たくさんいらっしゃいました。
その都度、いつも相性の悪さを痛感し、
その結果、大きな刺青と小さな刺青両方ある人には、
小さな刺青に対しても削皮・剥皮を行うようになりました。

小さな刺青・タトゥーでも削皮・剥皮の方がキレイ!

そうしているうちに、
小さな刺青であっても削皮・剥皮を行った方が
圧倒的にキレイに仕上がるということが分かりました。
そのため、現在ではサイズに関わらず、
どのような小さなタトゥーや刺青であっても
削皮・剥皮を第一選択と考えるようになりました。
削皮・剥皮というと、大きな刺青・タトゥー専門
と思われがちですが・・

削皮・剥皮が大きな刺青・タトゥー専門と言う考え方は情報操作!

実は、このことは、切除を得意とする大勢の医師が、
「ほどよい刺青やタトゥーの人は私のクリニックへどうぞ」
「巨大で大変な手術の人は六本木境クリニックへどうぞ」
と、発信し続けて、
誘導しているからにすぎません。
本当は一点のような小さなものから巨大なものまで
刺青・タトゥー除去手術の中で一番良い方法は
「削皮・剥皮+レーザー」だとわたくしは思います。
大きな刺青やタトゥー削皮・剥皮は分割して施術しています。