六本木境クリニックは
刺青・タトゥー除去である削皮とジグザグ切除
たるみ治療であるスプリングスレッドと眉下切開で
99%を占めているという非常にかたよったクリニックです。

それぞれの手術どうしはわたくしの心の中ではライバル関係にあって
お互いに負けられない関係のように思います。

また、それぞれの手術のクオリティーを上げたいと頑張ることによっても
他の手術のクオリティーが上がっていくという相乗効果もあるようです。

たとえば、眉下切開・・・
極細半透明の糸で太い眉毛の中で縫合していると
ジグザグ切除のクオリティーが上がって行きます。

反対に、たとえば5~6時間かかるような
長い距離のジグザグ切除を行っていると
眉下切開で極細半透明の糸で太い眉毛の中での縫合が上手くなってきます。

また、スプリングスレッドと眉下切開もお互いが補完関係にあって
二つの施術でほぼお顔全体に効果があるというものですので・・・
それぞれお互いのクオリティーを意識せざるをえません。

刺青・タトゥー除去治療はもっとシビアです。

ちなみに、ジグザグ切除はW形成術やZ形成術・局所皮弁などの
瘢痕形成・きずあと修正を応用した手術ですし
削皮はやけどの手術を応用しています。

最近、削皮のクオリティーが良いため
ジグザグ切除は少なくなって来ています。

なんと、最近では小さな刺青やタトゥーの除去でも
ジグザグ切除ではなく削皮をおすすめしています。

 

ジグザグ切除の経過
ジグザグ切除のイメージです。