刺青・タトゥーの除去レーザー10回後、
当院で刺青・タトゥーの削皮を受けて
レーザー除去治療のいつ終わるともしれない悪循環から脱却できた。
まるで輪廻転生から解脱したようだ・・・
と非常に喜ばれています。
刺青・タトゥーレーザー除去治療は確かにあらゆるタトゥー・刺青除去治療の中で
一番、傷あと(瘢痕)が少なく
選択枝の一つであることは疑いありませんが
どうも、説明が良くない場合が多いようです。
最近では有名クリニックの先生方は
「レーザーが効果ないと決めつけないでください。少なくとも薄くできます」
と、かなり良心的な表現で説明されたという話が多いのですが・・・
宣伝文句は実態を全くあらわさないほどひどい場合もあって
「無傷で完全にとれます」
「傷痕をつけずに消せます」
のような100%ウソでしかない文言であふれています。
しかし、レーザーの先生方は一番大切な真実を
あえて伝えていないのでは?
もともと刺青・タトゥーには
墨を入れた時にできた傷跡があって
レーザーによる除去ではその傷跡を治療する・平らにすることはできません。
反対にボコボコふくらむことが多いようです。
最近数年かかって10回以上レーザーを受けられている方の相談も多く
ほとんどの方が色素沈着と色素脱失のまだらで、
墨も残っておりデコボコです。
キャッチフレーズやメーカーの受け売りだけではなく
キチンとした説明をした方が良いのでは?
刺青・タトゥー除去レーザーは、回を重ねるごとに皮膚表面がやけどでコーティングされていきます。
そのため、回を重ねれば重ねるほどレーザーが効かなくなっていきます。
ほとんどの方が色素沈着と色素脱失のまだらで、墨も残っておりデコボコです。
(茶色の部分がやけど)