両上腕の刺青除去希望の方からの質問でした。
【Q】
刺青を消したくて、
地元の美容クリニックで除去治療をお願いしました。
刺青レーザー除去を6回受けましたが、
少し薄くなっただけでした。
そのクリニックでは、
その後も刺青除去レーザーを強く勧められました。
でも今考えると、ただ単に、そのクリニックやそのお医者さんに
レーザーによる刺青除去以外の選択肢がなかったということですよね。
痛みが強く、治療費が高額だったわりに、
薄くなっただけで消えなくて・・・
治療に終わりが見えなくて、レーザーでの刺青除去は諦めました。
今は「切除しかないのかな?」と考えています。
刺青は両上腕で20センチと範囲も大きいのですが
切除は可能ですか?
【A】
その大きさの刺青やタトゥーでしたら、切除もおすすめできません。
普通のまともな感覚の方でしたら、
分割切除の1~2回目に、手のしびれ・違和感などを感じて
嫌な予感がして100%治療を途中であきらめることになります。
切除による刺青除去治療の結果は、レーザーによる除去治療後よりも悲惨です。
タトゥーや刺青のほとんどが残っているにも関わらず、
真ん中に大きなナメクジのような赤黒く盛り上がった
目立つ傷跡ができて、その上、痒みやパツンパツン感など
違和感が残ることがほとんどです。
刺青・タトゥー切除の医師をあまり信用しすぎると
手が冷たくなったり、しびれたり、
傷口がどんどん割けてきたりすることさえあります。
ほとんどの場合、
この世の地獄が待っています。
世の中には、
刺青やタトゥー切除後の悲惨な方々が大勢、
誰にも相談できず、ひっそりと暮らしています。
それもまた事実なのです。
はなみずき。