有名レーザークリニックで
刺青やタトゥーのレーザー除去を数回受けた後
六本木境クリニックへ刺青・タトゥー除去治療の相談に来られる方は非常に多いです。

まともな判断力のある方だったら、
効果が横ばいになるということはすぐに分かるでしょう。

また、「レーザー除去治療は手術ではありません、無傷ですよ」
という売り文句についてですが・・・

刺青除去レーザーでも強い出力ではかなり血まみれになるようですし、
施術後にはかなりボコボコします。
また、当然、弱い出力ではほとんど効果や変化がありません。

それだったら丁度良い出力で照射を行えばよい
といったものは空論で・・・
丁度よい出力など存在しない場合がほとんどです。

中間的な出力でおこなうと、
ボコボコする割には色が残っているという結果になります。

ちなみにレーザー治療後は
切除も削皮(剥削・アブレーション)も難しくなりますので、

「レーザー除去治療をしてみて、だめだったら切除」
「レーザー除去治療をしてみて、だめだったら削皮・剥削・アブレーション」
というのは無意味です。

患者さん目線ですと、
「レーザー除去で効果がなかったので手術をするしかない・・・」
と、フンギリがつく、心の整理ができる・・・・
といったメリット(?)くらいしかありません。

専門家としては
「当然、除去レーザーでも薄くはなりますが、
何十回受けても消えたと思っている人はあまりいません。それでもいいですか?」
という説明が妥当に思えます。

でも、ひょっとすると・・・
専門家はそれを知っていて・・・クリニックの売上のために
レーザー会社の説明のまま、
カウンセリングをしているのかもしれません。

レーザー

レーザーは、回を重ねるごとに皮膚表面がやけどでコーティングされていき、
レーザーが効かなくなっていきます。さらに、ボコボコになります。