東京都内の30代女性から
背中の6cm×4cmのタトゥー・刺青除去相談がありました。
背中の6cm×4cmのタトゥー・刺青除去相談がありました。
若い頃にタトゥーを入れたそうですが、
お子さんが生まれてから、
取りたくて仕方がなくなったそうです。
お子さんが生まれてから、
取りたくて仕方がなくなったそうです。
「子供が大きくなるまでには絶対に取りたい」
と思い・・、5年前にタトゥーや刺青の除去で有名な
某美容外科に相談にいったそうです。
と思い・・、5年前にタトゥーや刺青の除去で有名な
某美容外科に相談にいったそうです。
すると、最新の「あのタトゥー・刺青除去治療」を強く勧められ・・
受けてしまったのだそうです。
受けてしまったのだそうです。
そう、あの高濃度乳酸を注射する治療です。
日本ではまだまだやっているクリニックが少なく、
そのクリニックでもまだ症例が少ないとのことで
「モニターになって欲しい」
と、言われたのだそうです・・・
そのクリニックでもまだ症例が少ないとのことで
「モニターになって欲しい」
と、言われたのだそうです・・・
結果、超痛くて痛くて、かゆみもあって眠れず、
まだらでデコボコになっただけだったそうです。
まだらでデコボコになっただけだったそうです。
「結構、お金も取られて、
痛くて、かゆくて、ただ汚くなって終わった」
痛くて、かゆくて、ただ汚くなって終わった」
「1回目が酷すぎたので、
2回目は100倍ひどい目に遭いそうな気がして、
どうしても受ける気になれない・・」
2回目は100倍ひどい目に遭いそうな気がして、
どうしても受ける気になれない・・」
とおっしゃっていました。
わたくしも以前、この施術に興味があって
たくさん症例写真を見ましたが、
たくさん症例写真を見ましたが、
ごくごく小さな刺青やタトゥー以外は、
(おそらく1cm×1cmか1cm×2cm程度)
デコボコでまだらになったものばかりでした。
(おそらく1cm×1cmか1cm×2cm程度)
デコボコでまだらになったものばかりでした。
99%がまだらといっていいでしょう・・
学会でも広告宣伝でも、大勢の人に見せる写真の場合、
複数ある写真の中から、
きれいなものを選んで見せるはずですよね。
複数ある写真の中から、
きれいなものを選んで見せるはずですよね。
たぶん上位1割~2割くらいのものを選んでいるはずです。
わざわざ汚い写真を出したりしませんよね。
わざわざ汚い写真を出したりしませんよね。
それなのにデコボコでまだらということは、
刺青・タトゥー除去治療の途中経過の写真なのでしょうか?
刺青・タトゥー除去治療の途中経過の写真なのでしょうか?
本当に刺青やタトゥーをキレイに消せるというのであれば、
絶対に途中経過の写真なんて見せませんよね。
最終結果を見せるはずです。
絶対に途中経過の写真なんて見せませんよね。
最終結果を見せるはずです。
もし仮に途中経過の写真だとしても、写真を見た人は、
ごく小さな刺青やタトゥー以外は治療不可能と判断できるでしょう。
ごく小さな刺青やタトゥー以外は治療不可能と判断できるでしょう。
「ごくごく小さな刺青やタトゥー以外は除去治療できません」
と、正直に言っているメーカーやクリニックは少ないですよね。
と、正直に言っているメーカーやクリニックは少ないですよね。
刺青・タトゥー除去治療の世界には、
「もともと、刺青やタトゥーを入れた自分が悪いんです」
という自責の念につけこんだ
“コンプレックスビジネス”が横行しています。
本当に劣悪な治療が多いです。
「もともと、刺青やタトゥーを入れた自分が悪いんです」
という自責の念につけこんだ
“コンプレックスビジネス”が横行しています。
本当に劣悪な治療が多いです。
「一般的な医療のレベルに全く到達していない恐ろしい分野」
ということもっと多くの人に認識してほしいです。
ということもっと多くの人に認識してほしいです。
一方、鋭いというか勘の良い人もいらっしゃいます。
大阪 30代女性
左上腕のタトゥー(5×6cm)除去相談
左上腕のタトゥー(5×6cm)除去相談
地元の有名クリニックにタトゥー除去相談に言ったところ
上述の乳酸による治療を勧められ、
上述の乳酸による治療を勧められ、
「毎週通って、2~3年かかるでしょう」
と言われ、「ありえない!」と思ったそうです。
と言われ、「ありえない!」と思ったそうです。
しかも、見せられたモニター写真は、
どう見てもメーカーからもらったようなものばかりで、
まるでそのクリニックでは一度もその治療がおこなわれたことがなく、
今回はじめて・・という雰囲気だったそうです。
どう見てもメーカーからもらったようなものばかりで、
まるでそのクリニックでは一度もその治療がおこなわれたことがなく、
今回はじめて・・という雰囲気だったそうです。
しかも除去術後写真はまだらになっているものばかりで、
途中経過にしか見えなかったそうです。
途中経過にしか見えなかったそうです。
写真を見ただけで、
「この除去治療自体、何かがおかしい」と勘づいたそうです。
「この除去治療自体、何かがおかしい」と勘づいたそうです。
殺されるかもしれないというくらいの不安を感じて
「少し考えさせてください」
と言って、逃げ帰ってきたそうです。
「少し考えさせてください」
と言って、逃げ帰ってきたそうです。
鋭い人、アンテナの高い人は、
ひどい目には遭いにくいですよね。
ひどい目には遭いにくいですよね。