東京都内からの左上腕、大きめの刺青・タトゥー除去の方のお話です。
刺青・タトゥー削皮を受けた後、他院で植皮を受けたところ、
植皮片が赤黒くハッキリクッキリと目立ってしまったそうです。
今まで温泉に行けていたのに、行けなくなったとのこと・・・
この方、実は、当院で削皮をお受けになったのですが、
薄っすらと元の形が分かり、
見ようによっては墨が薄く残って見える
という術後の傷跡を気にされて、
他院で植皮を受けてしまったのだそうです。
あとの祭りです・・
刺青・タトゥー除去の場合・・
「なにがなんでも墨を100%取り除きたい」
といった考え方では、必ずひどい目に会います。
地獄になります。
刺青・タトゥー除去は本当に大変な分野です。
もちろん、相対的に良い除去治療を選ぶべきではありますが。
削皮は大き目のタトゥーには絶対といっていいくらいに良い治療です。
他人が見て、客観的に見て、
目立たなければ良いのです。
自分で気になるかどうかを考えてはいけません。
墨をゼロにすること、完全除去は不可能と考えてください。
「墨をゼロ」には、だまされる第一歩です。
もちろん、当院の刺青・タトゥー削皮は、「墨が9割方ゼロに見える」
といっていいほどの出来栄えではあります。
六本木でよく見かける落書きや壁絵(壁画?)
意味不明なものから
カラフルで芸術作品風のものまで
様々です。