他院でタトゥー除去レーザー10回後の20代女性が来られました。
非常にボコボコして、しかもタトゥーの墨も残りが多く
赤黒く膨らんだ絵柄(肥厚性瘢痕)に
周囲を黒く縁取りしたイメージでした。
このようになってしまうと、
周囲まで硬くて切除も難しく削皮しても結果が読めない。
場合によっては植皮をするので、
パッチワーク状になってしまうかもしれない。
と、正直にお伝えしたところ
すごくショックを受けられていました。
患者さんが帰られた後
わたくしもスタッフもその後だんまりで
重苦しい雰囲気になりました。
前回、重苦しい雰囲気になったのは
タトゥーの分割切除3回後の20代女性でした。
タトゥーの墨は一番とれにくそうな部位が残っているのにもかかわらず
もとのタトゥーの形を彷彿させるような赤黒く幅広い傷跡(肥厚性瘢痕)になっていました。
しかも腕はパツンパツン。
タトゥーや刺青の除去レーザーも切除も症例を厳選すれば悪い治療ではありませんが
何でもかんでも切除かレーザーと言った風潮には
疑問を感じざるを得ません。
そのように感じるタトゥー・刺青除去後相談は非常に多いのです。
やはり、ブログやサイト、コラムなどで
正確な情報を発信して行くことが大切だと再認識いたしました。
今でも朝起きてから夜寝るまで文章を書いてはいますが・・・
刺青・タトゥー除去についてはこちら
https://roppongi-sakai-clinic.com/guidance/tattoo/