刺青・タトゥーのレーザー除去についての学会講演などを聞いていて一番違和感があること。

どう見ても薄くなっているだけで絶対に消えてない
素人100人にアンケートを取って消えていると言う人は誰もいない

そのような症例について
演者の先生は明らかに「消える」「消えている」と話されます。

思い込みというものはすごいと思います。

自分の意志ではなく、知らず知らずのうちに
レーザー会社の手先(エージェント)になっているのでは?

そもそもレーザー除去ではタトゥー・刺青は消せません。

レーザーでタトゥー・刺青を除去治療する原理をシンプルに説明すると、

レーザーで刺青やタトゥーの墨を粉々に砕きます。
この墨の粉をマクロファージ(貪食細胞という細胞)が食べて
排泄してくれるというのが理想的なレーザー除去治療とのことです。

普通のタトゥー、刺青のレーザー除去治療を
マクロファージ(貪食細胞)の目線で
分かりやすく(ある意味分かりにくく)例えてみます。

普通の刺青・タトゥーの墨の量の場合には
マクロファージから見ると・・とてつもなく膨大です。

巨大な石炭の山を数人で港までスコップと一輪車で運ぶようなものです。
1000年1万回かかってしまいます。

屈強な若者(マクロファージとお考えください)10人に
港まで運ぶように言っても、
すぐに過労で死ぬか、サボタージュするか逃げ出します。

そこで削皮+レーザー治療の出番です。

巨大な石炭の山の99%以上をブルドーザーなどで一挙に除去した後
少し残った墨をマクロファージに片づけてもらうという方法です。

十分に現実的に思えます。

このことが、削皮後のレーザー除去治療が
すばらしく効きが良いことの理由です。

 

京都清水寺の門は大きくて立派ですよね。

 

清水の舞台 ものの本によると結構な確率で生き残るそうです。
忘れましたが7~8割だったと思います。

傘をさして飛び降りる人が多いと言います。

飛び降りて生き残ると
何か願い事がかなうようなことが書かれていました。