タトゥーレーザー除去後の相談でした。

タトゥーレーザー除去の超有名クリニックで
レーザーを20回受けたそうです。

その結果に不満で当院へ相談に来られました。

もともと黒一色だったタトゥーが、こげ茶色になったので、
確かに薄くなったように見える。

でも、絵柄の線がすべて太くなり、
全体的に盛り上がって、デコボコで固くなった。

なんと、この方・・・3回レーザー除去を受けた時点で既に、
効果が横ばいになったのを感じていて、

「このまま受けても絶対にタトゥーは消えないだろう」
と悟ったそうです。

だとしたら、惰性でレーザー除去を受け続けていたのか・・・
惰性とはおそろしいですよね・・

心のどこかで分かっていても
やめられない・・・

やめてしまえば、負けを認めたようなもの・・

そのような感覚なのでしょうか?

それとも藁にもすがりたい気持ちだったのでしょうか?
それとも麻薬のようなもの?

初診時にそのクリニックのドクターから

「刺青・タトゥーのレーザー除去というものは、
絶対に消えるというものではありませんし
回数とともに効果は横ばいになります。

どこで納得していただくかということに尽きるので、
ある程度のところで終了としています」

と、非常に良心的で現実的な説明を受けたそうです。

以前のような刺青・タトゥーのレーザー除去についての

「無傷で完全に消える」
「治療期間や回数はものすごくかかりますが
絶対に消えると信じて頑張って通ってください」

といった魔法のような説明に比べたら、
かなり良心的な対応に思えます・・・

しかし、タトゥーや刺青のレーザー除去治療後に納得できている人って
本当にいるのでしょうか?

「納得」という言葉は建て前であって、
本音は「あきらめる」といったところでしょうか?

タトゥーや刺青のレーザー除去の説明に限ったことではありませんが、
医療サイドも患者さんも気を付けてください。

日本人は昔から
“本音と建て前の違いに特に納得できない民族”
と言われていますので。要注意ですよ。

 

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桜の後ろに見えるが、
六本木境クリニックが入っている高層ビルTHE PORRONGI TOKYOです。

 

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そろそろ見納め。