他院眉下切開後の傷跡修正相談が似ている
六本木境クリニックのブログに書いてあった眉下切開を他院で受けて結果が良くなかったので、六本木境クリニックへ修正の相談に行ったと言う記事の内容がまるで私自身のことのようでした。
ブログに使われている眉下切開の傷跡の表現がこれはわたしのことを書いているんじゃないか・・と思えるほどソックリでした。でも、このようなメールは何度届いたか分かりません。
他院眉下切開後の他院傷跡修正相談は、あまりにも似た内容の話が多いので、多くの人に共通する眉下切開の傷跡の特徴について考えてみました。
眉下切開の毛包斜切断法は少ない?
まず、眉下切開には毛包斜切断法を用いる場合と毛包斜め切断法を用いない場合とがありますが、現実的には毛包斜切断法を行われている人の傷跡相談は非常にまれです。
このことは単純に毛包斜切断法を用いた眉下切開の方が傷跡がきれいな割合が多いので修正相談が少ないとはどうしても思えません。単純に眉下切開を行うとき毛包斜切断法を用いている医師が非常に少ないのではないかと考えています。
なぜかというと、毛包斜切断法による眉下切開後の傷跡修正相談はほんの3~4人しか来たことがないのですが、その全ての人が毛包斜切断法を用いていない場合よりも極端に汚くて悲惨だったからです。
ちなみに、六本木境クリニックに来られた毛包斜切断法による眉下切開後傷跡修正相談の全ての人が手術を失敗されたと思っていました。
ひょっとしたら毛包斜切断法による眉下切開は縫合するのがとても手間ひまがかかって非常に難しいため、多くの医師から敬遠されているのかもしれません。
眉下切開で毛包斜切断法を用いた場合の問題点
眉下切開での皮膚の切開方法が毛包斜切断法の場合の具体的な相談内容ですが、傷跡が凸凹でまだらと言う相談が非常に多いです。
毛包斜切断法の場合には、睫毛側の皮膚が劇薄で皮膚のふちが、まるで焼肉のホルモンのようにクルリと内側にローリングしやすかったり、極めてちぎれやすいので、創縁に上皮成分が埋入しやすいです。
そのため、非常にアテロームやミリウムができやすいので傷跡が凸凹でまだらと言った結果が多く、毛包斜切断法で上手く縫えない場合には、毛包斜切断法を用いない場合よりも眉下切開の傷跡が、はるかに汚らしくて悲惨なようです。
そして、ネット上には毛包斜切断法という言葉であふれていますが、実際に眉下切開の相談に行ってみると、毛包斜切断法ではない場合がほとんどだと思われます。
眉下切開で毛包斜切断法を用いない場合の問題点
でも、毛包斜切断法を用いられていない眉下切開の場合にも特有の問題があるようです。以下は毛包斜め切断法を用いられていない眉下切開後のかたの相談に出てくる典型的な話の内容です。
まず、毛包斜切断法を用いられていない眉下切開では眉頭のキズや傷跡がひときわ目立ちます。
眉頭を縁取りしたようなわざとらしいキズ・傷跡が人目を引きます。まるで下手なアートメイクを入れられたみたいです。
眉下切開後の典型的な傷跡は白い一本線か段差ができているため、1年くらい経ってもとても目立ち、光が当たると傷跡が浮き出ます。
眉毛から2mmくらい下に離れた眉毛と関係ない雰囲気の直線状の溝がクッキリしています。溝が深いのでファンデーションなど化粧で隠せるようなレベルではないです。
眉下切開を受けた後、ずーっと前髪を無理やりおろして、傷跡を隠しているので、気分を変えたくても髪型を変えることができないです。
眉下切開を毛包斜切断法で行わなかった場合も、受けた人は高確率で失敗されたと思っていることでしょう。
そのような内容の他院眉下切開後の修正相談メールがいつも届いています。
六本木境クリニックでは他院の眉下切開の修正手術が多いのですが・・全く似たような内容の相談が多いので、ブログやQ&Aを読まれたかたがたから、自分のことですかって・・いつも聞かれるのですが本当にデジャブーのようにそっくりな相談ばかりなのです。
眉下切開についてはこちら
https://www.problem-eyelid.net/
https://roppongi-sakai-clinic.com/guidance/eyelids/
https://roppongi-sakai-clinic.com/faq_mayushita/