他院眉下切開(眉下リフト)傷跡修正相談の実際
他のクリニックで眉下切開(眉下リフト)を受けた方から、「傷跡が目立つ」という相談がとても多いです。
「修正手術を受けるか、アートメイクを入れて傷跡をごまかすか、どちらにすべきか迷っている」という相談も多く、先日もそのような内容の質問メールをいただきました。
以下、質問内容とわたくしの回答です。
他院眉下切開(眉下リフト)傷跡修正相談の典型例
<質問>
他のクリニックで眉下切開(眉下リフト)を受けたのですが、目立つ傷跡ができてしまいました。
傷跡は直線状で、眉毛から少し下に離れたところにあって、光が当たるとメイクをしていてもクッキリ目立ちます。
(このような表現をされる方は非常に多いです。眉下切開を受けて目立つ傷跡になってしまった方のほとんどが、こうした状態になっているのかもしれません。)
相談した先生が形成外科専門医だったし、自信満々だったので、つい・・カウンセリングの当日に手術を受けてしまいました。
眉下切開(眉下リフト)の傷跡を目立たなくするために、アートメイクを入れるか、修正手術を受けるか迷っています。
アートメイクを入れなくても修正手術を受ければ、傷が目立たなくなってメイクもしやすくなるでしょうか?
それとも修正手術を受けた後に、アートメイクを入れた方が目立たなくなるでしょうか?
眉下切開(眉下リフト)傷跡とアートメイク
<回答>
眉下切開・眉下リフトの傷跡が目立つ場合、修正手術を受けずにアートメイクを入れて目立たなくするということについて否定はいたしません。
また、修正手術もアートメイクもどちらも絶対に受けなくてはならないものではありませんので、受ける受けないかはご自身の判断で良いかと思います。ですが、焦らずじっくり検討してからの方が良いでしょう。
眉下切開修正手術を受けた後にアートメイクを入れる場合は、半年以上傷跡の状態をじっくり見てから判断されると良いでしょう。
アートメイクもジックリ考えてから
また、アートメイクにはデザインの流行もあるでしょうし、その時の気分や好き嫌いもあるでしょうから、安易に入れてしまうと「デザインが気に入らない・・」「時代遅れの気がする・・」「やっぱりアートメイクを入れなければ良かった・・」ということにもなりかねません。ですから、やはりじっくり検討してからのほうが良いと思います。
じっくり検討してからの方がいいというのは、もちろんアートメイクに限ってのことではありません。どのような美容施術・手術においても言えることです。
「今日だったら安いです」「今だけキャンペーン中です。お得です」などと焦らされても、すぐに契約したり、当日に受けてはいけません。当日施術では高確率で悲惨な結末となっています。
だって・・美容ですよ。当たり前ですよね。
病気やケガと違って、手遅れというものが無いのですから。
契約を焦らす場合は、何かやましいことがあるのかもしれません。
じっくり考えられるとウソに気づかれる・・だから焦らせる・・ということかもしれません・・
眉下切開や修正手術希望のかたのアートメイクについて
いずれにしても、六本木境クリニックで眉下切開(眉下リフト)の修正手術をお受けになる可能性が少しでもあるようでしたら、手術前にアートメイクを受けない方が良いでしょう。
アートメイクを入れれば入れるほど、皮膚が固くなって、手術がやりにくくなる傾向にあります。すでにアートメイクを入れてしまっているかたも眉下切開の手術前に足さないようにお願いしています。
「アートメイクが入っている人の方が、眉下切開(眉下リフト)がやりやすい」という意見もあるようですが、そのような意見は、もしかしたら「アートメイクが入っていないと、手術直後のキズも傷跡も非常に目立つ」という意味合いなのかもしれません・・
眉下切開後アートメイクは傷跡のクオリティー次第
六本木境クリニックでは、
「六本木境クリニックで眉下切開(眉下リフト)をお受けになる可能性がある場合は、手術の前にアートメイクを入れないようにお願いします。また、眉下切開(眉下リフト)をお受けになると、術後にアートメイクが入りにくくなる部位ができる可能性があります。」
と長年説明してきました。
でも、最近のアートメイクは手術のきれいな傷跡にも意外と入るようですね。
たぶん、アートメイクを上手いところで受けた場合に限っての話かと思いますが・・当院で眉下切開や眉下切開の修正を受けた後の傷跡の上には問題なくアートメイクが入るようです。
もちろん、同じ眉下切開でも、傷跡が目立っている場合、アートメイクで上手くかくすことができるのか疑問ですよね。溝状の傷跡や線状の傷跡が目立っているところに、アートメイクが上手く入るとはとても思えません。
眉毛と傷跡が離れていたためでしょうか?他院眉下切開後のアートメイクでイモトさんのような幅広く目立つ眉毛にされてしまったなどという全く同じような相談が2度もあったことには驚かされました。
眉下切開についてはこちら
https://www.problem-eyelid.net/
https://roppongi-sakai-clinic.com/guidance/eyelids/
https://roppongi-sakai-clinic.com/faq_mayushita/