アンチエイジング美容としての眉下切開若い人の美容整形としての眉下切開と分けて考えてみました。まずは、アンチエイジング美容目的の眉下切開について考えてみます。

まぶたのアンチエイジング治療と眼瞼下垂の手術

まぶたのアンチエイジング治療では眼瞼下垂の手術を抜きにしては語れないと思います。

以前から形成外科・眼科などで挙筋前転法など眼瞼下垂の手術と上眼瞼形成術:まぶたの皮膚のたるみを二重ラインで切り取る方法がそれぞれ保険適応で行われていました。

保険診療ですから、目が開かないことに対しての機能改善が主な目的ですが、上まぶたは見た目が最も気になる部位でもあります。見た目が今一ですと、失敗されたと思われてしまいます。

どうして上まぶたは見た目が気になるのかというと、次のような理由によります。

上下のまぶたは違った役割を担っています。下まぶたは主に眼球の重みを支えるために動きは悪く丈夫にできています。一方、上まぶたは薄くて繊細にできていて、目のシャッター機能を担っています。

目の動きのほとんどは上まぶたの動きだということです。目は口ほどにものを言うと言われているように目は他の人に対する大切な信号を送るものです。

目の表情はお顔全体の表情の中で大変重要ですので、他人の顔をみるとき、どうしても上まぶたに視線が集中することとなります。

そのような理由によって、眼瞼下垂の手術や上眼瞼形成術などの上まぶたの手術は、ただ単に目が開けばいいというような機能改善だけで満足できるはずもなく、どうしても美容的な要素が大切になってきます。美容的な改善が得られなければ失敗したと思われるほどです。

そして、眼瞼下垂や上眼瞼形成術は見た目の大きな若返り効果があることから、美容外科でも行われるようになってきました。

近年では、たるみ埋没や切らない眼瞼下垂の手術といって糸で留める方法も増えてきています。何と・・上まぶたの手術の9割は埋没などの糸で留める方法だと言われています。

しかし、切らない眼瞼下垂の手術やたるみ埋没では違和感・ゴロゴロ感・異物感などを長期にわたって訴えるケースも多く、従来の埋没同様・・目に良いわけではなさそうです。

眼瞼下垂の手術の欠点・時代の流れ的には眉下切開

眼瞼下垂の手術後、腫れが引かない?

眼瞼下垂の手術や上眼瞼形成術で、二重ラインのうすくてしなやかな皮膚を切り取ると、分厚くて固い皮膚で二重ラインが形成されるようになってしまいます。

そのようなケースでは、厚ぼったい・腫れが引かないなどと言ったことになり、受けた人は目の開きがどんなに良くなったとしても、眼瞼下垂の手術を失敗されたと思います。

眼瞼下垂の手術後、ドッグイヤー

また、皮膚を切り取った場合にはドッグイヤーと言って、傷跡の両端に皮膚のあまりが生じます。この皮膚のあまりは内側と外側では違った見え方をします。

内側はしわしわになった、まぶたの内側がポコッとふくらんだという相談が多いようです。

外側は外側が垂れ下がって切れ長の目が短くなった、チワワのような目になった、目尻が垂れ下がり、目尻のたるみや目じりのしわが気になるようになったなどと言ったものです。

そして、このような場合にも眼瞼下垂の手術を受けた人は失敗されたと思うようです。

また、切らない眼瞼下垂の手術やたるみ埋没などでもまぶた全体のたるみを無理やり二重部分に押し込めるので、二重部分の皮膚がもたついたように見えたり、分厚く見えます。

そして、二重の両端・内側と外側にドッグイヤーに似た不自然な皮膚のたるみが残ることになります。

眼瞼下垂の手術後、ビックリ目

また、眼瞼下垂の手術では睫毛が上を向くことが知られています。このことは程度問題でして、睫毛が適度に上を向くとまつ毛パーマをしたような感じで悪くはないのですが、上を向きすぎるとビックリしたような目になってしまいます。

眼瞼下垂の手術受けた人の中にはまぶたのふちにピンク色の結膜が見えて見苦しい状態の人がいます。当然ながらそのようなケースでも眼瞼下垂の手術を受けた人は失敗されたと言います。

眉下切開の年齢層

眉下切開はもともとまぶたのたるみ取り手術なので、いろんな人の話を聞いていると、やはり60代以上が中心のように思います。

なぜ、若い人が受けにくい手術なのでしょうか?それは傷跡が目立つと悲惨だと言うことに尽きます。

わたくしが傷跡に自信があると散々言ってきたからでしょうか?六本木境クリニックの眉下切開はもう少し若くて、平均年齢44.5歳です。30代から50代が中心ですが、10代から90代までのかたが受けられています。

眉下切開と眼瞼下垂の手術などとの比較

アンチエイジング目的の眉下切開の場合、競合する施術は眼瞼下垂の手術や上まぶたのたるみ取り手術(上眼瞼形成術)となります。

両者にはとても分かりやすい違いがありますが、両者の評価についてはそれぞれのクオリティー次第でどちらが有利にも大きく振れるようです。

その証拠に、眉下切開を得意とするわたくしの場合、眉下切開が9割以上ですが、世間では眼瞼下垂の手術や上まぶたのたるみ取り手術が大多数のようです。なぜでしょうか?

特に眉下切開の場合、眼瞼下垂の手術や上眼瞼形成術のような二重ラインに傷跡がかくれる手術とは異なり、傷跡が目立つようだとたるみの程度が著しい高齢者しか受けてくれません

でも、眉下切開は二重ライン付近のうすくてしなやかな皮膚を切り取らないので傷跡が目立たなければ十分に勝算があります。

でも、世間で眉下切開と言えば、まぶたがひきつれて吊り上がった目になる手術だとされていますので、眼瞼下垂の手術などの二重ラインの手術と眉下切開と比較すると、整形顔になるか吊り目になるかの二者択一だったようです。

眉下切開で吊り目やドッグイヤー

吊り目になっているような眉下切開にはある一つの特徴があります。それは眉毛の内側を切っていないことです。

眉毛の外側だけを切った眉下切開では外側に向かってまぶたが引っ張られるので、ひきつれて吊り目になるのです。そして、吊り目になった場合でも眉下切開を受けた人は失敗されたと言います。

眉下切開自体も二者択一?

なぜ、世間では外側だけの眉下切開が多いのでしょうか?眉下切開では吊り目になるよりも、もっと素人にも分かりやすいハッキリした失敗があります。

それは傷跡が目立つことです。特に眉頭側の傷跡が眉毛から下に離れて目立ちやすく、眉頭の傷跡が目立つととても悲惨なことになります。

目立つ傷跡はどのような手術でも失敗の典型例ですが、眉下切開では眼瞼下垂の手術などの二重ラインの手術とは異なり傷跡が二重ラインにはかくれません。

また、前述のように他の人の顔を見るとき、誰でも両側上まぶたの間あたりを見る傾向があります。まさに眉頭は他の部位の傷跡よりも目立つとずっと悲惨ですので、眉下切開で眉頭の傷跡が目立つことはザ・失敗と言えるのです。

肥厚性瘢痕などもっての外で、肥厚性瘢痕になる可能性が少しでもあるのでしたら、眉下切開を受ける人などこの世に誰もいません。

眉下切開を上手く行うと

アンチエイジング目的の眉下切開では内側まで上手く切って縫いバランスよく仕上げると、自然に若返ることができるので、とても満足度が高いようです。

また、上手く切って縫うことができなければ、眉下切開でも前述のドッグイヤーが問題となります。眉下切開のドッグイヤーの特徴は眉頭と眉尻のふくらみです。

 

眉下切開についてはこちら

https://www.problem-eyelid.net/

 

https://roppongi-sakai-clinic.com/guidance/eyelids/

 

https://roppongi-sakai-clinic.com/faq_mayushita/