眉下切開について東京都内の20代女性から質問がありました。
【Q】
10代の頃からまぶたの厚ぼったさが気になっていました。
最近は、マスカラが変なところに付くくらい
まぶたがたるんできた(?)ように感じられます。
眉下切開でまぶたの厚ぼったさとたるみ両方が
改善できるような気がしています。
六本木境クリニックの眉下切開では、
真皮縫合に吸収糸を使用しているのでしょうか?
もし、吸収糸を使用しているのであれば
六本木境クリニックで眉下切開を受けたいと思っています。
【A】
当院の眉下切開では真皮縫合に吸収糸(溶ける糸)を使用しておりません。
極細のナイロン糸を使用しています。
吸収糸で真皮縫合を行うと、傷跡が汚くなるからです。
実際、眉下切開だけでなくいろいろな手術の真皮縫合に
溶ける糸を使わなくなってから
傷跡が格段にキレイになりました。
そのため、15年以上、溶けない糸で真皮縫合を行っています。
当院には他院で眉下切開を受けたという方々が
たくさん相談に来られていますが、
吸収糸で真皮縫合を行っているクリニックで
施術を受けた方の傷跡はとても汚く、
いつもビックリさせられています。
眉下切開では、溶ける糸を使わない方が良いでしょう。
眉下切開では、糸が溶ける溶けないということよりも
傷跡がキレイか汚いかということの方がずっと重要です。
自分で鏡を見る場合、視線は目の下にいきますが、
他人の目を見る場合は、目よりも少し上の方に
目線がいくと言われています。
ですから、目の上の傷跡というものは、
自分で考えるよりもずっと深刻なものです。
眉下切開の傷跡が汚いと本当に悲惨です。
眉下の傷跡は化粧で隠すことができませんし、
照明が反射してテカテカ光って目立ちます。
眉下切開の傷跡が汚いと人前に出れないほどです。
眉下切開で溶ける糸を使っているクリニックの
モニター写真を見る機会があったなら、
傷跡をジックリ見てみてください。
わたくしが心配している理由をお分りいただけるでしょう。
中縫い(真皮縫合)に溶けない糸を使うと
透明な小さい糸が眉毛の奥の方に残ることになりますが、
「糸が後から出てきた」と言われたことは
わたくしの経験では一度もありません。
また、まぶたの厚ぼったさを気にされている若い方から、
「眉下切開と同時に脂肪や筋肉を切除できますか?」
という質問が多いのですが
東洋人の場合、まぶたの一番厚ぼったく見える部位は、
眼窩という骨ですので、
脂肪や筋肉を取れば取るほどゴツゴツ感が増して、
ゴリラっぽく見えがちです。
脂肪や筋肉を取るなどと小手先の技を使わなくても
眉下切開を上手く行えば、驚くほどスッキリします。
このことは、眉下切開の大きな長所のひとつです。
また、眉下切開で脂肪や筋肉を取ることを強調している
クリニックは要注意です。
傷跡に自信がないため、わざと他のことに
視点をずらそうとしている場合があります。
トッピング料金を取るために
脂肪や筋肉を取ると言っている程度の方が、
まだマシと言えるでしょう・・
何度も繰り返しますが、
眉下切開では傷跡がきれいかどうか
ということが最も大切です。
カウンセリングにお越しいただきますと、
眉下切開のモニター写真をたくさんお見せして
十分にご説明いたします。
眉下切開の傷跡の拡大写真はもちろん、
なんと、生の傷跡もお見せすることができます。
六本木境クリニックスタッフ全員が
自ら希望して
眉下切開を受けていますから。