他院で眉下切開を受けて、六本木境クリニックで修正手術を受けたかたの話です。

すごく汚い傷跡を修正手術で改善した場合、
ものすごく感謝されるものですが、
今回は、有名な先生が眉下切開の手術をされていて、
眉下切開の傷跡がきれいでしたので、正直ハードルが高い修正症例でした。

でも、眉下切開で外側だけ皮膚切除されていて、
外に向かってまぶたが引っ張られたような引きつれが少しあることと、
眉毛から2mm程度下側に白い線状の瘢痕があるため、
改善の余地ありと考えて、眉下切開の修正手術を承りました。

もちろん、事前に

「初回の眉下切開を○○先生がきれいにされているので、
どの程度改善できるかは、やってみないとわからないです。
しかし、少なくとも少しは改善できると思います」

と、正直に説明しました。

前回、眉下切開を受けた時は、

「最初の3日間は暇さえあれば冷やしてください。
冷やし方によっては内出血や腫れがひどくなるし
一生けんめい冷やせば、内出血や腫れを抑えることができます」

と、説明を受けたそうです。

眉下切開手術後4~5日は保冷材で一生懸命に冷やしたそうですが
腫れや内出血はかなりひどく出たそうです。

さわればさわるほど、刺激が加わり、
内出血がひどくなるのかもしれません。

血液の環流はすごいので、
皮膚直下の血液も毎秒毎秒入れ替わっています。
このため、外部から冷やしても皮膚のわずか下は
体温と同じ温度になっていると考えられます。

術後に冷やすこと自体あまり効果はないと思いますが、
昔から迷信のように・・よく言われています。

あるいは、少し責任転嫁?
もし内出血がひどくなった場合に
「あなたの冷やし方が足りなかったから内出血したんだよ。」
という言い訳にできることが
もともとの目的なのかもしれません。

六本木境クリニックでは、
外からの冷却はあまり効果がないと考え、
お勧めしていません。

「今回、眉下切開修正手術後に冷やさなかったのに、
内出血も腫れもそんなに感じなかった。

やはり、冷やすことは内出血や腫れとは
そんなに関係なかったんですね。

前回は、暇さえあれば冷やさなくてはならなかったので、すごく不便でした。
今回は冷やさなくて良いので、日常生活が普通にできました」

と、非常に喜ばれていました。

また、当院では、眉下切開後の洗顔・洗髪は、
当日から許可しています、というより、積極的にお願いしています。
もちろん、力を入れてゴリゴリ洗うのはダメですが。

また、入浴だけは例外としています。
入浴は冷却とは違って、温める面積が非常に広く、
体中が温まってしまいます。

体中つながっていますし、
血液はすごいスピードで環流していますので、
傷も温まってしまい、出血しやすいと言えます。

保冷材で冷やすことの億倍も兆倍も
キズに影響すると思われます。

 

DSCN0314
正面から見た六本木境クリニック。