先日、開業医数名で症例検討会を行いました。
メンバーは有名な美容外科の先生・元大学講師の形成外科専門医の先生・・・
わたくしより先輩ばかりです。
わたくしが糸のフェイスリフトについて
「他院で入れた溶ける糸が数年後に出てきました
という相談がやたらと多いのですが・・・
本当は溶ける傾向にあるというだけで溶けてなくなりはしない
ということでしょうか？」
と質問しました。
その場で、先輩から聞いた話ですが
なんと・・・ビックリしたことに
溶ける糸は長持ちしないことを美容外科の医師もよく知っていて
溶けない糸を溶ける糸と偽って入れている場合が多いとのことです。
ナイロンでも長期経過で劣化してボロボロになって行くのを
溶けると呼んでいるのでしょうか？
むしろ、正々堂々と溶けない糸を入れる場合には
リスクとその対策まで詳細に説明してから
すすめるべきだと思います。
スプリングスレッドは溶けない糸で伸び縮みがあるため
長期の効果持続が期待できる糸です。
先日、TBSのいっぷくでコメントさせていただきました。