上眼瞼形成術や眼瞼下垂の手術、二重切開法によって
睫毛に近い皮膚を多めに取られた場合、
まぶたのしなやかな薄い皮膚がなくなってしまいます。
二重の部分が分厚い皮膚に置き換わってしまいますので
「二年経っても腫れが引きません」
「目元がボンレスハムのようになった」
ということになります。
このような現象を我々形成外科医や美容外科医は
“イプシロン変形”と呼んでいます。
自然界にある二重を「W」とすると
分厚い皮膚でできた二重は「ε」(イプシロン)に似ているからです。
固く曲率半径が大きい二重・・・
自然界にはない二重・・
いわゆる典型的な整形顔の一種です。
反対に、眉下切開では二重の部分がうすく引き伸ばされますので
西洋人風のスッキリしたまぶたとなります。
このような理由で
六本木境クリニックでは
できるだけ眉下切開をおすすめしています。
イプシロン変形
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