他院眉下切開修正相談がありました。
左まぶたに若いころに受傷したという目立つ傷跡があり、左目が小さく、
大学や有名クリニックで傷跡について相談して、
修正手術を受けたそうですが、効果がなかったとのこと。
一番良かったのは、有名クリニックで受けた眉下切開(眉下リフト)だったそうです。
・・・とは言っても、
眉下切開手術の傷跡が、眉毛の形と無関係な方向に走っていて目立っていました。
眉下切開の手術から数年たっており、
たるみもまた目立ってきたという相談でした。
まぶたの傷跡については大学の形成外科でも修正手術を受けて
あまり効果がなかったため、あきらめているとのことで、
眉下の傷跡修正とまぶたのたるみの治療を希望されて来院されました。
最初、まぶたの傷跡に対して、
直接、Z形成術やW形成術を行うことを提案しましたが
以前、大学の形成外科で同様の手術を受けて
あまり効果がなかったとのことで断られました。
眉下切開修正の切り方と縫い方で
なんとかまぶたの外傷の傷跡も目立たないようにできないだろうか
と悩んだ挙句・・・
眉下切開手術のとき、まぶたの傷跡の上の部分をほとんど切り取らずに
傷跡から離れた部分をアレイ状に多めに切り取りました。
さらに、傷跡の上の皮膚をできるだけ余らせるように縫ったのです。
眉下切開手術のとき、まぶたの傷跡が緩むように様々な工夫した結果、
なんと、劇的に改善してほぼ左右差がなくなりました。
うれしい誤算でした。
スプリングスレッドリフトにも興味を持っていただけたので、
本日抜糸の時にスプリングスレッドリフトの説明をしました。
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