ためしに刺青・タトゥー削皮の恐怖

他院でタトゥー除去相談に行ったところ

削皮(皮膚剥削術・アブレーション)
を提案されたという方が相談に来られました。

「タトゥーが色の着いている部位もあって深いのでレーザーも無理」
「大きいので切除も何回に分けても無理」
「削皮しかない、でもケロイドになります」
「術後のモニター写真は見せることができません」
と、言われたそうです。

大丈夫でしょうか?

基本的には当院では刺青・タトゥー除去では全例、削皮で除去治療を行っています。
1年後に一部でもケロイド状・肥厚性瘢痕になった方=1割前後
(面積比ではおそらく3%程度)、
削り直しの方=1割以下という奇跡的な結果です。

このことは当然のことです。
もともとやけどで散々体の色々な部位を削ってきた医者が
毎日1%でも改善したいという強い思いを持って
100分の1mmにこだわって削ってきましたので。
手術の精度が違います。

この世は人間を簡単に殺せるばい菌で充満しています。
刺青・タトゥーの削皮とは、ばい菌からのバリヤーを人工的に破壊する手術です。

最近、削皮が大き目の刺青やタトゥー除去治療には良いということが知れ渡ってきていて、
だれでもやってみる的な風潮に・・・おそろしいです。

手術の精度によって結果が大きく違います。

 

紡錘型切除_6
ケロイド状の傷跡(肥厚性瘢痕)

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