美容外科業界の現状
世の中がここんところ不景気で保険医療が厳しくなってきたからでしょうか?まるで雨後のタケノコのように美容外科クリニックが乱立しています。そして、大手美容外科はあいかわらず・・テレビに広告をバンバン出していて羽振りが良さそうに見えます。
医療広告規制前の美容外科クリニックの選び方
以前は明らかにあやしいところを避けることができました。
「モニター症例のビフォーアフター写真のアフターが厚化粧なのが不自然であやしいよね~」
「相乗効果などと言ってトッピングをすすめていて、まるで外食産業みたいであやしいよね~」
「安売りやキャンペーンなんて何だかチャラいね、何だかまるで物販だよね~」
などと変なことを言っているようなところをさけることができたのですが、医療広告規制のためにかえって横一線で分かりづらくなってしまいました。
医療広告規制前の美容外科クリニックの選び方
- モニター症例のビフォーアフター写真のアフターが厚化粧
- 相乗効果などと言ってトッピングをすすめている
- 安売りやキャンペーン(モニターキャンペーンも含む)
そして、誰も自分で下手だって言う人はいないので、クリニックや医者を選ぶのって難しいよねって話がよく聞かれます。でも、そんなに難しい話でもないんですよね。
モニター症例写真を見て美容外科クリニックを選ぶ?
医者同志ではあそこのクリニックで手術を受けた目だよね。あそこのクリニックに通っている顔だよね~って話がよく出ます。施術や手術って一人一人の医師によってあきらかにクセや特徴がありますよね。
ですから、自分に合ったクリニックや良いクリニックを選ぶ方法って意外と簡単ですよね。そこのモニター写真を見てちょっと・・と思う人がいたら行かないほうがいいと思います。
特に二重埋没・二重切開・眼瞼下垂の手術・眉下切開など・・まぶたの手術を受ける場合にはこの傾向が顕著です。モニターの症例写真・画像をできるだけ多く見せてもらい、嫌いな目の人が一人でもいるようなクリニックは避けたほうがいいでしょう。
好きな目の人が1人いれば大丈夫じゃないかって、あまいですね~どこの医療機関のインスタでもブログでも院内モニター画像や写真でも悪い症例はできるだけ見せていないですよ。良い症例だけ並べたものの中に嫌いな目の人がいるってよっぽどのことですよ。
それにまぶたの手術は麻酔を打っただけで、結構腫れますし、術後も徐々にしか腫れは引きません。まぶたの手術って本当に思い通りには行かないものです。
好きな目になるよりも嫌いな目になる可能性のほうがずっと高いのではないでしょうか?
腫れにくいとされている眉下切開ですら、本当はたぶん2~3か月腫れているんですよ。
眉下切開だとまぶたの厚ぼったいところを切り取って、もともとあったうすい皮膚を引き伸ばして、さらに薄くしていますので、腫れがあってもスッキリして見えやすいことを多くの人が腫れにくいと言っているだけです。あくまで、眉下切開の術後、見かけ上は腫れにくく見えると言うことです。
眉下切開を受けているスタッフのまぶたをよく観察すること
お伝え忘れていたことが大切なことあります。まぶたの手術結果はモニター写真だけでは良しあしを判断できません。まぶたの動きも大切です。
眉下切開などのまぶたの手術を受けたあと、表情によっては二重ラインの内側にピッピッと変な斜めの線が入る人がいますが、モニター写真にはなかなか写りませんので、インスタやブログでは分かりません。
でも、大丈夫です。そのクリニックにその手術を受けている人がいると思うので、実際に見せてもらってください。
いませんですって、ありえないですって、本当に良い施術だったら近くで見ている人は受けたくなるものです。いるけど、今日は出勤していません??得意施術なのに、院内に受けている人がそんなに少ないんですか?
六本木境クリニックでは一番若いスタッフ以外のすべての人が眉下切開とスプリングスレッドを自分から希望して受けています。スタッフも受けたくないような施術をぜったいに受けてはいけません。
まぶたのクリニックを選ぶコツ まとめ
そして、わすれてはならないのは値段・料金のことばかり強調するところはあやしいということです。なぜかって?だって・・医療ですから・・医療には安全やクオリティーなど値段・料金よりも大切なことがたくさんあるからです。
- モニター症例のビフォーアフター写真のアフターが厚化粧
- 相乗効果などと言ってトッピングをすすめている(二重を希望したら目頭切開・目尻切開をすすめる)
- 安売りやキャンペーン(モニターキャンペーンも含む、そうせざるをえない理由がある)
- 値段・料金についてばかり強調する
- モニター症例写真に嫌いな目の人が一人でもいる
- スタッフに嫌いな目の人が一人でもいる
- スタッフにその施術を受けている人がいない・少ない(本日、出勤していないはアウト)
眉下切開についてはこちら
https://www.problem-eyelid.net/
https://roppongi-sakai-clinic.com/guidance/eyelids/