レーザーで有名な先生方やレーザー会社の方々から聞いた話ですが

刺青・タトゥー除去レーザーの会社が
皮膚科医の先生から

「宣伝で言われていたほど刺青が取れない」
と、訴えられたそうです。

わたくしたち形成外科医や美容外科医にとっては、
当然、その皮膚科の先生の言い分が分かります。

レーザー会社や学会などで発表している先生方は、
一番結果の良かった症例だけを出して、
良いところを強調しますので、あたかも良さそうに見えます。

日本の先生方はもう少し覚めているといいますか、大人なので、
メーカーの説明は話半分に聞いているでしょう。
学会発表も宣伝の一種なので、これもまた話半分に聞く
と言う感じで、もっと割り切っていると思います。

また、メーカーが治験をお願いしているような
有名な先生(A先生)にもプライドがありますので、
チャンピオン症例(最も良かった症例)ばかりを
メーカー側に見せているのかもしれません。

そのため、メーカー側は「臨床で良い結果が出ている」
という認識なのかもしれません。(ある意味勘違い?)

メーカー側の言い分としては、
「レーザーにも技術や工夫・経験が必要だ。
A先生と同じように結果を出せている医者もいるはずだ。
なぜ、A先生は良い結果を出せているのに
B先生は良い結果を出せず、文句ばかりを言うのか?
下手な医者ほど文句を言うものだ」
といったものでしょうか。

あるいは、
「最新のレーザーなので、誰もそんなに経験があるはずがない。
経験を積むまでの忍耐力がない。
経験を積めば、もう少し上手くいくはずだ。
なにせ・・、理論的にはすごく完璧ですもん。
臨床でも良い結果が出せるはずだ」
などでしょう・・・

もちろん、
最新レーザーは今までのものより効果があるでしょう。

でも・・どんなに切れ味が良くても
今までのレーザーの延長線上にありますので、
その傾向はそっくりであると言えます。

完全に取れることを保証するものではないでしょうし、
刺青を入れた時にできた傷跡に対しては当然無力です。

メーカーや医者が完全に刺青が取れたと思っていても
患者さんは取れていないと思っているかもしれません。

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カモの画像。
本当にカモですよね。

わたくしのような素人のおじさんでも
簡単に捕まえられそうです。

美容業界にも患者さんをカモのように見ている医者が
たくさんいるかもしれません。