眉下切開の結果に不満な人の実情2

六本木境クリニックの眉下切開に不満な人の話の続篇

わたくしは12年前に九州の田舎で高齢者に対して、保険適応のまぶたの皮膚切除術(眼瞼下垂の手術・その他)として、眉下切開を始めました

1例目だけは眉頭の傷跡が多少気になりましたが、2例目から毛包斜切断を用いて眉下切開を行い、どんどん傷跡に自信が付くとともに眉頭側まで自信を持って眉下切開できるようになりました。

眉頭側まで切開が伸びると、まぶたがひきつれないように、まぶたの引っ張られかたに気を付けてバランスを考えながら眉下切開の手術ができるようになります。

そして、毎回、前回の手術よりも1%でも改善したいと渇望しながら眉下切開の手術を行い続けて現在に至ります。

六本木境クリニックの眉下切開は傷跡がキレイだけど効果がマイルド

そんなわけで、六本木境クリニックの眉下切開では、まぶたの内側まで切ってバランスよく仕上がっていますので、一般的によくある眉下切開の結果と違ってひきつれた吊り目にはなりません

このことについて、他院の医師からは「六本木境クリニックの眉下切開後の人を見たことがあるけど、たしかに傷跡はとてもキレイだったけど、何だか効果がマイルドなんだよね~。たぶん、皮膚切除量が少ないんだよね~」何て言われているようです。

他院にもカウンセリングに行ったことがある人達から、「六本木境クリニックの眉下切開は皮膚切除量が少ないんじゃないのか?」なんて、毎回、聞くので、多くの医師が同じように考えていることは間違いないでしょう。

眉下切開の皮膚切除面積比較

ところが、そのように言っている先生方の眉下切開のデザインとわたくしの眉下切開のデザインとを比較すると、外側の切除面積はほぼ同じですが、わたくしのほうが、内側から真ん中をたくさん切り取る分・・皮膚切除の総面積は多くなります。

実際に六本木境クリニックへ眉下切開の手術見学に来られて、わたくしの眉下切開の切除皮膚量を見た先生方は「えっ、こんなに取るの?」っていつも言われます。

どうも・・学会で画像を見るよりも、実際に六本木境クリニックで眉下切開の手術を見ると、わたくしの皮膚切除面積がとても広く感じるらしいです。

眉下切開ではひきつれて吊り目になることが効果?

では、このようなギャップって一体何に起因しているのでしょうか?要するに・・眉下切開後、ひきつれて吊り目になっていないことを外側のたるみの改善がマイルドであると勘違いしている場合が多いということです。

眉下切開では眉毛の内側までを切ってまぶた全体をバランスよく持ち上げると、不自然になったり、別人になったりせずに何事もなかったかのように自然に若返ったりキレイになったりすることができます。

このような何事もなかったかのように自然に若返ったりキレイになったりした場合、元の顔を忘れてしまって、「もともとこんな感じだったような気がする・・」「変化がマイルドで効果を感じない・・」などと眉下切開を受けたかたからも言われることになります。

眉下切開の結果があまりに自然すぎて、患者さんも顔だちが変わっていないことを効果が少ないなんて、思い込んでしまったりするケースがあります。このような場合でも術前写真と比較すると劇的に改善していることが多いです。

眉下切開で後戻りがある?

そして、何と・・眉下切開を受けたあとに後戻りしたなどと言った感想が時々あることはとても不思議なことです。

加齢による老化現象でまぶたの皮膚が1~2割たるんで行くと仮定しても、眉下切開でまぶたの皮膚を3割も切り取って縫ってしまうのですから、本来の意味での後戻りがあるはずはありません

眉下切開で後戻りの正体は前頭筋の弛緩

ここで忘れてはならないのはおでこの筋肉・前頭筋の作用ですよね。

眉下切開の手術前、常におでこがしわしわになるほど前頭筋にものすごく力を入れて目を開けていた人

眉下切開を受けると、おでこに全く力を入れなくても目が開くようになります。眉下切開を受けるとすぐにそうなる人と、

だんだんおでこに力が入らなくなる人がいて、後者の場合には眉下切開の効果がだんだん後もどったかのように感じるそうです。

眉下切開を受けると、前頭筋の力が抜けて、おでこがつるつるになるとともに、後戻りしたかのようにまぶたが下がって感じてしまうということです。

中には眉下切開のときに顔面神経側頭枝を切ったんじゃないかって思われるくらいに、力が抜けている人もいて、実際に「おでこに力が入らなくなった」と再診した人もいます。

そう言った場合でも努力性に力を入れようとすると普通に前頭筋に力が十分に入るんですよね。

眉下切開を受けたあと、おでこのしわがなくなったことで周りの人に「どこでボトックスを打ったの?絶妙だよね。おでこのしわがないのに、固まっていなくて動くし、まぶたも落ちていない・・わたしもそこでボトックスを打ちたいから教えて!」などと言われたという話もあるからビックリですよね。

 

眉下切開後などで、おでこの前頭筋に力が入らなくなると、まるで・・まぶたのたるみが後もどったかのように感じることがある。

眉下切開についてはこちら

https://www.problem-eyelid.net/

 

https://roppongi-sakai-clinic.com/guidance/eyelids/

 

https://roppongi-sakai-clinic.com/faq_mayushita/