その昔、医療とは、
シャーマン(呪術師)がおこなっていたのだそうです。

そうした時代では、医者も患者さんも
まるで魔法のようなラッキーなことや
ハッピーなことが起こるのではないかと
医療に対して心のどこかで期待していたようです。

人体はとてつもなく複雑で素人には分かりにくい。
その方がシャーマンには都合がいいのです。

コラーゲンなどの専門用語を織り交ぜて、
あえて分かりにくい説明をしたり、
高級そうなレーザー機器を使用したりする方が
信者は「ありがたい気持ち」にさせられるようです。

また、玄人にも分かりにくい方が都合が良いそうです。

患者さん
「効果がありません」
「元に戻ってしまいました」
医者
「個人差ですかね」
「もう一回やってみませんか?」
「相乗効果があるかもしれません、ないかもしれません・・・・」
「だって、人体って複雑ですもん」

本当は、魔法のような効果が出るかも、魔法のように良くなるかも、
という“期待”を商売として売っている。

当然、ありえないのに・・・

わたくしは、溶けない糸(スプリングスレッド)、切る手術(眉下切開)、

削る手術(刺青・タトゥー除去の削皮)のような

素人にも玄人にもわかりやすい施術が好きです。

京都伏見稲荷の楼門。

豊臣秀吉が作ったそうです。ものすごく立派です。

左右のキツネさんたちも今にも動き出しそうなほどの迫力。