眉下切開で失敗しないコツ1

眉下切開を12年間1000例くらいやっていると、いろいろなクリニックで眉下切開のカウンセリングや手術を受けたあとのかたがたからもたくさん相談を受けます。

その中で特にいくら何でもこれはありえないよな~って思ったことを取り上げながら、眉下切開で失敗しないコツを何回かに分けて考えてみたいと思います。

  • 眉下切開のダウンタイムが少ない方法
  • 眉下切開で肥厚性瘢痕になるリスクを言われる
  • キズや傷跡をきれいにするための追加の治療をすすめられる
  • トッピング的に眼輪筋や脂肪を取ることをすすめられる
  • 眉下切開ではまぶたがひきつれるので・・と目頭切開をすすめられる

眉下切開のダウンタイムが少ない方法

眉下切開希望大手美容外科クリニックに行ったら、通常料金が20万円台に対して、ダウンタイムが少ない方法だと言って40万円くらいの方法をすすめられた。

この人たちは通常料金のときは眉下切開の手術に対して全力を尽くしていないんだ~

手術中にわざと手抜きして、内出血や腫れをひどくしてダウンタイムを長くしているってこと?この人たちって、そんなに次元が低い人たちなんだ~

こんなところで眉下切開を受けたくないって思って、そこで眉下切開を受けるのをやめて、六本木境クリニックに相談に来られたかたがいらっしゃいました。

まったくそうですよね。するどいです。医療と言うものの本質をよく分かっていらっしゃいますよね。

美容医療と言うものはそんなものではないです。人様のお顔にわざわざキズをつけさせていただくわけですから、本来・・手抜きのようなこととは一切無縁であるべきです。

もしそのようなことが行われているとしたら、犯罪まがいの悪質な行為であることは間違いありません。

ダウンタイムをわざと長くするため、止血などで手抜きをしたために、シコリができてデコボコが治らなかったり、大きな目立つシミにずーっと苦しめられたリしたら、ハッキリ言って、手を抜いた医師の責任ですよね。

眉下切開のような美容外科手術は、あらゆる局面で一番いいものを使って、一番よい方法で、なおかつ全力を尽くして行うべきであって、そうでない場合には、医療じゃなくて、ただのコンプレックスビジネスであると認めるべきです。

そして、ベテランの指導医と若手の医師との手術料金が違ったり、まぶたの手術をいろいろ受けている人や修正手術と初回手術とが料金が違うのでしたら、納得です。

でも、そのような無理やり何段階にも分けた料金体系はどのような懐事情の人からでも効率よくお金を巻き上げる以外の理由では存在しえません。

肥厚性瘢痕のような言葉を使ってキズや傷跡が汚くなる危機感をあおったり、眼輪筋やROOF・眼窩脂肪などを取ったり、まぶたがひきつれるので目頭切開をすすめたりと言ったトッピング的なことも似たような事情から行われていることもあるようです。

代表的なトッピング

  • ダウンタイムが少ない方法??
  • キズや傷跡の治療
  • 眼輪筋を取る
  • 脂肪を抜く(ROOF・眼窩脂肪
  • 目頭切開

眉下切開でよく行われているトッピング的なことは追加料金を取って無理やり客単価を上げるだけでなく、仕上がりや傷跡など肝心なことで勝負できていないことをごまかすためと言った側面もあります。

眉下切開でよく行われているトッピング的なことに対して、疑問の目を持つことが、眉下切開で失敗しないコツだと言えます。

美容整形トラブルについてテレビの報道番組でコメントした時の画像

眉下切開で肥厚性瘢痕になるリスクを言われる

わたくしは12年間で1000例弱、六本木境クリニック開院から7年と少しで900例以上の眉下切開を行ってきて、肥厚性瘢痕になるどころか、肥厚性瘢痕になるかもしれないと心配したことすら一度もありません。

そして、眉下切開で肥厚性瘢痕になるとしたら、それは受ける側の体質の問題ではなくて、間違いなく執刀医の技量の問題に起因すると思われます。

最近、他院で肥厚性瘢痕のリスクを強調されたばかりか、あろうことか・・医師の技量の問題で生じた肥厚性瘢痕やそのリスクに対して、本来必要がない追加の治療をすすめられたと言う話を何度も聞きました。

 

外傷後の肥厚性瘢痕

キズや傷跡をきれいにするための追加の治療をすすめられる

その上、いわゆるトッピング的に高額の追加料金を取られるそうです。

個人の体質が原因で、眉下切開の傷跡が肥厚性瘢痕になったり傷跡が汚くなるのでしたら、追加料金を取られるのもいたしかたないと言えなくもありません。

でも、ご存知のように患者さん・受ける側の個人差・体質の差は微々たるものです。高身長の女性が160センチ、低身長の女性が150センチと言うくらい・・通常数%の差が個人差です。

個人差とは医師が上手く治療できないときの言い訳的に長年使われている文言であると言えます。

そして、あたかも個人差のように見える眉下切開の傷跡の大きな差は医師の技術の差・医師の個人差であることがほとんどです。

わたくしはほぼ100%そうだと思いますが、医学や医療に100%はないですって・・じゃあ、ここではあえて99%ということにしましょう。

そして、眉下切開の汚いキズはどんなに高額で魔法のような方法を湯水のように使ったとしても、汚い傷跡にしかなりませんが、きれいなキズは何もしなくてもきれいな傷跡になります。

その中には患者さんの個人差などと言う言葉や高額な追加治療などが介入する余地はぜんぜんありません。純粋に医師の切って縫う技術が全てなのです。

 

眉下切開についてはこちら

https://www.problem-eyelid.net/

https://roppongi-sakai-clinic.com/guidance/eyelids/

https://roppongi-sakai-clinic.com/faq_mayushita/