九州の30代女性から眉下切開相談がありました。
【Q】
年々、まぶたが下がってきています。
眉下切開を希望します。
肩こりも頭痛もありますが、
それらの原因として、明らかに思い当たることがありますので、
まぶたのたるみとは直接関係ないのかもしれません。
また、10年以上前に埋没法を受けていまして、
現在では左右差が出てきて、アンバランスになっています。
鹿児島在住で遠方のため、上京するのが大変です。
カウンセリングと同日に眉下切開を受けられますか?
【A】
まぶたのたるみや下がりをごく自然な感じに改善できるのは
眉下切開しかないと言えるでしょう。
それほどに眉下切開は良い手術です。
肩こり・頭痛の原因として、
ハッキリと思い当たる節があったとしても
眉下切開や眼瞼下垂の手術などによって
まぶたの開きが改善されると、
そうした様々な症状が改善される場合があります。
と言いますか、改善される確率は高いと言えるでしょう。
人は、太古の昔から、
一番分かりやすいところに原因を求める傾向がありました。
何でも原因が分かった方が安心できるからです。
「まぶたのたるみ・眼瞼下垂」と「肩こり・頭痛など」
との関連性が言われるようになってから
まだそんなに日が経っていませんので、
専門の医者ならいざ知らず、素人の方ですと、
まさかそれらが関連してるとは、思いもよらないでしょう。
あるいは、知識として、かろうじて知っていても
まさか自分にも当てはまるとは
ぜんぜん実感できないかもしれません。
重たい子供を抱っこするから
仕事で重いものを持つから
よく長距離運転するから
長時間のパソコン仕事だから
読書を良くするから
運動不足だから・・・
大体の方がご自身の肩こり・頭痛に
このような理由を無理やり関連づけがちです。
また、眉下切開で一番気を付けなくてはならないことは
執刀医師やクリニックによって
傷跡の仕上がりが驚くほど違うということです。
カウンセリングにお越しいただけますと
眉下切開の傷跡の拡大写真をお見せします。
また、実際の眉下切開の傷跡もお見せしますので
判断されると良いでしょう。
実際の眉下切開の傷跡をどうやってお見せするかと言いますと・・
実は、六本木境クリニックでは、スタッフのほとんど全員が、
眉下切開を受けているのです。
スタッフの傷跡をご覧いただけます。
また、過去にまぶたの手術を受けたことがない方の場合、
必ずと言っていいほど良い結果にしかならないというのが
眉下切開のすごいところでもあります。
ですが、埋没法などまぶたの手術を受けたことがある方ですと
眉下切開だけで良い結果が出せるかどうか、
診察してみないことにははっきりしません。
眉下切開だけでは自然な仕上がりにならないとわたくしが判断した場合、
「眉下切開+二重埋没法修正」をご提案します。
「眉下切開+二重埋没法修正」をおこなって、
(眉下切開と同時に切開法による二重埋没法修正をおこなう)
二重ラインの左右差を整える必要がある場合もあります。
その場合、施術料金が変わってきます。
眉下切開単独では38万円ですが、
「眉下切開+二重埋没法修正」ですと50万円台となります。
でも、実際にこの手術が必要となる確率は、
まぶたの手術を受けている方の2~3割くらいかと思います。
(全体の1割程度)
ちなみに最近では眉下切開単独施術を希望されるかたが増え続けて
眉下切開単独施術でも良い結果となるケースが多かったこともあり・・
眉下切開+二重埋没法修正のような複合手術の割合がどんどん減ってきています。
わたくしが鹿児島大学医学部・長崎大学形成外科出身のためでしょうか?
九州から来院される方は非常に多く、
鹿児島からもたくさんいらっしゃっています。
また、当院では、まずはカウンセリングをお受けいただき、
その後にのみ手術のご予約を承っておりますので、
カウンセリングと同日に手術するということはありません。